2021.09.16通貨名

送金手数料が激安のリップル(XRP)って何?将来性に注目

リップル(XRP)とは、2012年に発行された仮想通貨です。
初めての仮想通貨であるビットコインが公開されたのが2010年なので、たくさんある仮想通貨の中でも比較的古参のものということができるでしょう。

2022年9月23日時点では、知名度の高いコインに続き時価総額6位につけていますし、以前は「ビットコイン」「イーサリアム」という2大巨頭に続いて3位を保持していたので、昔から安定した人気を保っているコインということが分かります。

そんなリップル(XRP)は送金・決済に特化したコインと言われており、今後世界的に普及していくのではないかと言われています。
では、リップル(XRP)と他の仮想通貨はどのような点が異なるのでしょうか?

他の仮想通貨と比較しながら、それぞれの魅力について見ていきたいと思います。

 

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リップル(XRP)とは?

 

リップルのことを仮想通貨と思っている方は多くいると思いますが、実際にはリップルという言葉はサンフランシスコにある「リップル社」が新たに発行した送金・決済システムのことを指しています。

その中で使われている「XRP」という通貨が、仮想通貨のこととなります。
ただ、リップルの方が呼びやすいので、愛称として使われているのです。

リップル(XRP)が最初公開された時には、1XRP=1円以下とほとんど価値がつかないものとなっていました。
しかし、2017年後半頃から一気に価格は高騰し始め、2017年前半には1XRP=3円程度だったものが年末には400円という価格にまで上がりました。

その後、暴落したため現在は価格が落ち着いているのですが、それでも2022年9月14日時点では1XRP=48.97円という価格になっています。

 

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リップル(XRP)の特徴

 

リップル(XRP)はどのような点が他の仮想通貨と異なるのでしょうか?

その違いを考えながら、リップル(XRP)の特徴やメリットについて見ていきましょう。

 

国際送金が圧倒的に早い

 

リップル(XRP)は、送金・決済に特化して作られた仮想通貨です。
そのため、やはりその早さは他の仮想通貨と比べると、圧倒的なスピード感となっています。
特に海外送金に特化しているので、有益だと言われています。

これまでの国際送金は、高額な手数料がかかり送金時間も長くかかってしまうことがデメリットとなっていました。
それに対して、リップル(XRP)を利用すれば数十円の手数料を払うだけで4秒というスピードで海外送金を行うことができます。

リップル(XRP)が注目を集めている理由は、この機能が最も注目されているからだと言えるでしょう。

 

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ブロックチェーンを使用していない

 

通常、仮想通貨の場合はブロックチェーンを利用して取引を行います。

しかし、リップル(XRP)はブロックチェーンを利用しておらず、「XRP Ledger」という独自のシステムを活用しています。
そのため、仮想通貨特有のマイニングもありません。

仮想通貨は誰でもマイニングを行い、その分の報酬を得ることができますが、リップル(XRP)の場合はリップル社が認めた「バリデータ(Validator)」という企業だけがその取引を記録することが可能となっています。

通常の仮想通貨の場合はマイニングによって電気代などのコストが大きくかかる可能性がありますが、リップル(XRP)の場合は「XRP ledger」を利用すれば格安で高速の送金ができるようになります。

 

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1000億枚がすでに発行されている

 

ビットコインは発行上限が約2100万枚と事前に定められており、その数に向けてマイニングが行われるという仕組みとなっています。
しかし、リップルは発行上限が1000憶枚と他の仮想通貨に比べてかなり多く、2005年時点でそのすべてが発行されています。

これだけ多くのリップル(XRP)が発行されている理由としては、今後世界的に普及することが想定されているからだと言えます。
ただ、現時点では発行されている大半のリップル(XRP)がリップル社と創業者が保有しており、市場に流されている数は少ない状態です。

また、ビットコインはすべての上限枚数を一気に発行しないことにより、少しずつ市場に流通をさせていくという方法をとっていますが、リップル(XRP)の場合は利用されるたびに少しずつ消滅するという仕組みになっているので、今後徐々に希少価値が高まり、価格が高くなっていくことが予想されます。

 

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中央集権の通貨となっている

 

仮想通貨とは、現在通常使われている「円」や「ドル」といった通貨のように中央集権者が存在しており、そこで管理を行っています。
この考え方は、世界初の仮想通貨であるビットコインがこのシステムを導入したからだと言えます。

しかし、リップル(XRP)は仮想通貨では珍しく、リップル社だけが仮想通貨を発行し、意思決定を行っています。
そのため、より意思決定のスピードが早くなるのでより早く発展していくことが可能となっています。

 

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世界中の金融機関と提携している

 

リップル社は「RippleNet」という国際送金のネットワークを提供しています。
この中には40カ国以上の国にある300社以上の金融機関が参加しています。

これだけの金融機関が「RippleNet」に参加している理由として、より早く手数料が安い海外送金方法は金融機関にとって魅力が高いからです。
その上、リップルという法人が管理している通貨ということで、非中央集権型の仮想通貨よりも安心感が高いんでしょう。

日本の金融機関の中でも、「みずほ銀行」や「SBIホールディングス」といった銀行が提携していますし、Googleベンチャーズから出資を受けている点も信頼性が高いと言えます。

 

実用化が進んでいる

 

先ほどリップル社が提供している「RippleNet」に多くの金融機関が参加しているという旨を解説しましたが、それと同時にリップル(XRP)はさまざまな企業が実用化を進めています。

実用化が進むと共により世界に普及することが期待され、より価格が上昇していく傾向にあります。

そのため、今後より多くの企業がリップルの導入を進めていけば、今よりも大きく価格を伸ばす可能性があるでしょう。

 

取引所が基軸通貨として採用

 

仮想通貨を売買することができる取引所の中には、近年リップル(XRP)を基軸通貨として取り扱うところも出てきています。

2018年には代表的な取引所である「Binance」が基軸通貨にすることを発表して多くの投資家を驚かせました。
また、2020年には大手のBitPayもリップル(XRP)の採用を発表しています。

今後も多くの取引所がリップル(RXP)を基軸通貨として扱うことが予想されるため、それによりリップル(XRP)の価格が高騰する可能性があると言えるでしょう。

 

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リップルのこれまでの価格の推移

では、リップルはこれまでのどのような価格の推移を見せていたのでしょうか?

 

2018年:一気に暴騰を見せる

リップルが一気に世界中からの注目を集める暴騰を見せたのが、2018年です。
この時には1日に25%以上の高騰を見せ、それに伴って多くの投資家にリップルの名前を知らしめました。

この理由としては、リップルラボの幹部が近々リップルを使ったサービスを開始することを示唆したことが要因と言われています。

2021年:再度大幅高騰を見せる

リップルは2018年に大幅な高騰を見せましたが、その後はまた一気に価格が下がり、2020年までずっと落ち着いた価格帯をさまよっていました。

しかし、2021年に入ってから価格が一気に12倍にもなる高騰を見せました。
これは2021年初頭に仮想通貨業界全体がDEFIやDEX、NFTによって注目を集めたことが要因と考えられます。

 

▶仮想通貨NFTって何?今後の世の中を大きく変える仕組みを解説

 

ただ、同年5月に入ってから中国が仮想通貨に対する厳しい法規制をスタートさせたことから、60%以上もの価格の下落が発生しました。

2021年7月末からはまた価格が上昇する兆しを見せています。
2018年当時ほどの価格の戻りはまだありませんが、今後のリップルの普及によってはあの時以上の価格の高騰を見ることができるでしょう。

 

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リップルの今後の価格の動向の予想

現在、リップルは下降トレンドが続いている状況です。
しかし、将来性には注目が集まっており、今後の価格動向を見守っている投資家は多いでしょう。

では、今後のリップルの価格の動向はどのようになると予測されているのでしょうか?
リップルの価格に変動を与えると考えられる出来事について見ていきましょう。

 

訴訟の結果がどうなるのかに注目

リップルは2020年10月にアメリカ証券取引委員会(SEC)から訴訟を起こされています。
この理由としては、リップル社が仮想通貨であるリップルを未登録証券として違法に販売をしたということです。

この訴訟により、それまで順調に伸びていたリップルの価格は下降トレンドとなり、訴訟が終わらない今はまだその状況を見守っているという状態です。

この訴訟にリップル社が勝てばまた一気に価格が上昇してくる可能性も高いといえます。
しかし、アメリカ証券取引委員会が勝ってしまうと、世界中が混乱してしまう可能性があります。

この訴訟の争点としては「仮想通貨であるリップルは有価証券に該当するのか」という点なので、この結果によって仮想通貨業界が大幅に変わることも考えられます。

この訴訟が解決するのは早くても2022年初頭と言われていますが、この結果がリップルの勝利で終わった場合、仮想通貨全体が高騰することもあるので、訴訟の結果に注目しておくことが重要でしょう。

 

国際送金として利用されることが考えられる

リップルは仮想通貨のネットワークを通して仮想通貨の送金を行うことができる仕組みとなっています。
その上、すでに世界各国のさまざまな金融機関と提携しています。

まだまだ金融機関とリップルの関係は整備途中ではありますが、リップルを送金する仕組みが整えばより高速で短期間での取引が可能となるため、リップルの需要が一気に高まることが考えられます。

実際にロンドンを拠点としている経済政策のシンクタンクである「OMFIT」のレポートによると、リップルは世界最大の国際送金ネットワークSWIFTの代替えとして地位を確立するといわれています。
そのことから、今後のリップルに対して世界中の投資家が期待をしていることが分かります。

 

▶仮想通貨の普及率は?世界各国の仮想通貨の現状に迫る

 

リップル社のIPOが実施される

IPOとは株式投資の中でよく行われる手法で、株を投資家に売り出して証券取引所に上場し、取引ができるようにすることを指します。
企業はIPOを行うことによって、投資家から株を買ってもらうことができるため、まとまった資金を獲得することができるのです。

2019年頃からリップル社はIPOをするのではないかといううわさが流れていました。
しかし、現時点でもまだIPOは実施されていません。

今はリップル社は訴訟問題に追われているので、この問題が解決すればIPOを行う可能性は高いといえるでしょう。
IPOが行われるとより多くの投資家がリップルの仮想通貨を求めることが予想されるので、それに伴って大幅に価格が上昇することが考えられます。

 

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リップルの価格が上がると言われている理由

現在、リップルは価格が伸びると考えている方が多くいます。
では、このように考えられている理由は何なのでしょうか?

 

発行枚数が上限に達している

リップルの最大発行枚数は、開発時に1000億枚と決められていました。
このすべての枚数は、令和3年11月1日時点ですべて発行されています。

その上、現時点では今後新たに発行されることはないと言われています。

元々リップルは国際送金に使われるたびに少しずつ減少する仕組みとなっています。
これはリップルの価値を維持するために行っていることです。

それに加えて、リップルは発行総数の多くをリップル社と創業者が保持しています。
そのことによって、他の仮想通貨に比べて価格の変動を小さくすることができています。

このような仕組みになっており、すでに発行枚数が上限に達しているので、リップルが使われれば使われるほど、リップルの価値が高まると考えることができるのです。

 

金融機関が導入を予定している

リップルは、「Ripple net」という世界中の大手金融機関が参加できるネットワークを持っています。
そのネットワークには多くの金融機関が参加しており、日本からも三菱UFJ銀行やSBIレミットが参加しています。

このように大手企業が参加するネットワークがあれば、リップル自体の信頼性が高まるので、一般的な国際送金の手段として普及すると言われています。

実際に2021年7月にはSBIミレットが、リップルと共同でオンデマンド流動性サービスをスタートしました。
このことによって、これまでよりもフィリピンへの国際送金が速くできるようになると言われています。

このように多くの銀行がリップルを導入することによって、気軽に国際送金ができるようになると考えられるでしょう。

 

アジアではリップルの実用化が進んでいる

現在、アジアを中心にリップルの実用化が進んでいます。
アジアはすべての州の中で最も人口が多いと言われているため、アジアで拡大されるのには大きな意味があります。

今後もアジアでより広くリップルが広がることによって、リップルの価値は大きく高まります。

また、アジアの国の中には、自国の法定通貨の価値がそこまで高くないものもあります。
そのような国の方の場合、法定通貨よりもリップルの方が安心できると考える方もいるので、よりすばやく実用化が進むことが期待されています。

 

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リップルの価格が高騰するタイミング

仮想通貨は、さまざまな出来事によって価格が高騰することがあります。

そこでここからは、リップルの価格が高騰する可能性の高いタイミングについて見ていきましょう。

 

IPOが実施される

リップル社は、現時点ではIPOの導入は行われていません。
IPOとは「新規公開株」のことで、株を投資家に売り出すことによって上場することを指します。

IPOを行えばまとまった資金を獲得することができますし、その時点では価格も安いので誰でも利益を出しやすくなります。
そのため、IPOを行うことによって大きな注目を集められる可能性も高いです。

現時点では、リップルはアメリカ証券取引委員会との訴訟問題が解決していないので、実行されていません。
しかし、この問題を解決すれば、IPOを目指すことができると考えられます。

まずは訴訟問題の行方をチェックしておいた方がよいでしょう。

 

クレジットカード決済の導入

現在のリップルの課題として、クレジットカードの導入が挙げられます。
リップルはすでに世界中で送金手段として使われていますが、まだクレジットカード決済を行うことができません。

もしもリップルがクレジット決済を行うことができるようになれば、リップルの売買スピードもかなり速くなると考えられます。

現時点では、リップル社はこの件について何も触れてはいませんが、話題になることも多いので、開発の予定には入っていると言われています。
今後リップルが行う開発に、期待が高まっています。

 

アジアでの利用の普及

リップルは、アジア圏での普及を目標としています。
やはりアジアは人数も多いですし、海外に住んで自国に仕送りをするという方も多くいます。

このような状況から、アジア圏で普及すればリップルの価値が大きく高まることが予想されています。

リップルは送金時間も圧倒的に短いですし、仮想通貨同士を交換することもできます。
そのため、その認知度が上がったり、信頼度が上がれば、利用されることも増えるでしょう。

今後のリップルの価格の高騰は、アジアでの普及が鍵だと言えます。

 

金融機関との提携

リップルは、すでにさまざまな金融機関と提携しています。
日本国内の大手銀行とも提携をしていますが、今後世界的にもっと多くの銀行が参入すれば、かなり信頼度が高まると言えます。

また、今後多くの銀行が「Ripple net」に乗り換えれば、圧倒的に利用者は増えることでしょう。

 

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まとめ

 

いかがでしたか?リップル(XRP)は海外送金をより高速で安く行うことができるということで、多くの金融機関が今後の普及に期待を寄せている仮想通貨です。

ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨とは多少異なる仕組みとなっていますが、その分信頼性や利便性が高く使いやすいと考えられているため、今後徐々に需要が高まりそれに伴って価格が高騰していくことが予想されます。

リップル(XRP)に価値を感じている方や他の仮想通貨の取引をしている方は、保有しておくことをおすすめします。

 

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著者プロフィール

NEXT FINANCIAL INNOVATION株式会社 代表取締役 菊山 敬太郎
大学在学中にカナダに海外留学を経て、その後税理士法人で勤務しながら大学院で法学研究科を卒業後、経済情報研究科にも進学し経済を学ぶ。
税理士事務所で勤務と同時に2020年6月に資金調達及びメディア運営の法人会社を設立する。

仮想通貨歴
2017年に仮想通貨の投資に参加。
仮想通貨の売買するだけではなくブロックチェーンの素晴らしさを広めたくなり2021年9月にブログを開設しました。
仮想通貨について15以上取引所を開設し、100種類以上の通貨を売買を継続中。仮想通貨、NFT、DeFi、DAO、GameFi、web3.0などブロックチェーンに関わる分野を色々調べて仮想通貨ブログを運営しています