コインベースとは?仮想通貨取引所としてのスペックを解説!
2021.09.29取引所

【仮想通貨取引所】コインベース取引所を解説

みなさんは、仮想通貨取引所「コインベース」を知っていますか?コインベースは、2021年8月より日本でのサービスを開始した取引所です。だからといって信頼度が低いというわけではありません。コインベースは2012年よりサービスを開始していましたが、日本ではサービス提供を行っていなかったのです。

米国最大の仮想通貨取引所であるコインベースが遂に日本上陸したということで、利用を検討している方も多いのではないでしょうか?

今回は、コインベースを利用するメリット・デメリットを詳しく説明していきます。コインベースの利用がおすすめな方の特徴も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

そもそもコインベースとは?

そもそもコインベースとは?

基本情報

コインベースとは、2012年に設立された仮想通貨取引所のことです。アメリカのサン・フランシスコに本拠地を置いている、米国最大の取引所となっています。

サービス提供国は100カ国を上回り、16.4兆円もの暗号資産の取引が行われているのが特徴です。100カ国以上の国でサービスを展開していたにもかかわらず、2021年8月までは日本でのサービス提供を行っていませんでした。2021年の8月19日から日本でもサービスを開始したため、現在コインベースには注目が集まっています。

取扱銘柄は5種類

現在、アメリカのコインベースでは304種類の仮想通貨を購入することでき、日本でも購入できるコインベースの取扱銘柄は以下となります。

  1. ビットコイン
  2. イーサリアム
  3. ライトコイン
  4. ビットコインキャッシュ
  5. ステラ

取扱銘柄数は他社の取引所と比べると劣りますが、これから新しく追加される可能性は十分にあるでしょう。

 

\仮想通貨の利益は確定申告が必要です。仮想通通貨の税金計算でお困りの方は是非専門家にご相談ください/

税金計算にお困りの方
「税理士ドットコム」を使ってみる!"
「税理士ドットコム」に登録する

コインベースを利用するメリット3つ

コインベースを利用するメリット3つ

コインベースのメリットは主に次の3つです。

  1. 万全のセキュリティ対策
  2. アプリが使いやすい
  3. 利用者数の多さ

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

セキュリティ対策が万全

コインベースは2012年にサービスを開始して以来、一度もハッキング被害にあったことがありません。二段階認証の採用や24時間の監視体制など、世界トップレベルのセキュリティ対策を実施することで、ハッキングされない取引所を実現させています。

仮想通貨取引所はハッキングの標的となりやすく、被害総額が10万ドルを超えるハッキングが発生することも珍しくありません。ハッキング被害を受けたことがないのは、非常に大きなメリットです。

アプリの使いやすさが抜群

コインベースには、とても使いやすいスマホアプリが存在しています。

アプリ内で仮想通貨を簡単に購入できるだけでなく、暗号資産の最新情報や利用上の注意点などをアプリで知ることができるのです。スマートフォンがあれば、いつでもどこでも仮想通貨取引を行うことができるので、コインベース利用者はダウンロードするべきでしょう。

利用者数が群を抜いている

コインベースの利用者数は、6,800万人以上。世界的にサービスを展開している取引所なので、利用者数は群を抜いています。ちなみに、国内アプリダウンロード数1位の「コインチェック」の利用者数は約250万人。コインベースの規模の大きさが一目瞭然だと思います。

取り扱っているデータ量のデータ量も膨大なため、クオリティの高いサービスが提供され続けています。

 

コインベースのデメリット2つ

コインベースのデメリット2つ

利用者数が圧倒的に多く、セキュリティ対策も万全なコインベースですが、もちろんデメリットも存在します。コインベースのデメリットは大きく次の2つです。

  1. レバレッジ取引非対応
  2. 手数料がやや高水準

それぞれ詳しく見ていきましょう。

レバレッジ取引を行うことができない

コインベースでは、レバレッジ取引を行うことができません。正確に言うと「できなくなった」のです。

もともとコインベースではレバレッジ取引を行うことが可能でした。しかし、2020年11月にレバレッジ取引の終了を発表。レバレッジ取引非対応になったことにより、少額から大きな利益を狙うことが困難になりました。

レバレッジ取引を利用して、大きく稼ぎたいという方は、他社取引所を利用しましょう。

手数料が高め

コインベースは、致命的なデメリットを持っています。それは、手数料の高さ。多く仮想通貨取引所が手数料を無料に設定しているにもかかわらず、コインベースは一律1.99%の手数料がかかってしまいます。

手数料によるコストを考慮したうえで取引を行う必要があるため、仮想通貨取引所としてはとても大きな欠点といえるでしょう。

 

コインベースの口座開設方法を解説

コインベースの口座開設方法を解説

コインベースの口座開設方法について説明します。

まず、公式ページにアクセスしてメールアドレスの認証を実施しましょう。氏名とメールアドレス、パスワードを入力したら「口座を開設する」をクリック。コインベースからメールが送信されるので、届いたメールを開きましょう。メール内にある「メールアドレスの認証」を選択すれば、登録情報が正式に登録されます。

次に、電話番号・個人情報の登録を行いましょう。SMS対応の携帯電話番号を登録したのち、送られてきた7桁の認証コードを入力します。電話番号認証が完了したら、個人情報の入力を済ませてしまいましょう。最後に本人確認書類の提出を行なえば、口座開設申請は完了です。

こちらにも記載されている通り、現在コインベースで使用できる本人確認書類は自動車運転免許証のみ。マイナンバーカードやパスポート、健康保険証などは利用できないので注意しましょう。

 

 

コインベースの利用価値は?

コインベースの利用価値は?

コインベースの口座開設方法やメリット・デメリットが分かったところで、コインベースの利用価値を確認しましょう。コインベースの利用が向いている方、向いていない方の特徴を見ていきます。

こんな方には向いている

コインベースは利用者が世界的に多く、セキュリティ対策も言うことなしです。仮想通貨取引を行うにあたって不足している機能はありませんし、安定して取引を行うことができます。

そのため、「仮想通貨取引の中上級者」の方にはとても向いている取引所といえるでしょう。仮想通貨の取り扱いに慣れている中上級者の方は、コインベースの機能を使いこなすことができると思います。

こんな方には不向きかも

コインベースはセキュリティ対策が万全で、利用者数も圧倒的に多いため利用価値は十分にありますが、他社取引所に劣る部分も見受けられます。

取引手数料は国内の取引所の多くが無料で運営していますし、レバレッジ取引が可能な取引所も多く存在しています。日本ではなく海外が運営している取引所だという点も、日本人からするとデメリットなのかもしれません。

「国内取引所にこだわる方」「レバレッジ取引で利益を獲得したい方」「コストを最小限に抑えたい方」は、コインベースの利用に向かないでしょう。

国内取引所の中には、レバレッジ取引が可能な取引所や手数料無料の取引所が多く存在しています。自分に合った仮想通貨取引所を見つけてみてくださいね。

 

まとめ

コインベースは、世界中で6,800万人以上のユーザーが利用している仮想通貨取引所です。

圧倒的な利用者数、万全なセキュリティ対策がコインベースのメリットです。その一方でレバレッジ取引ができないことや、手数料の高さなどのデメリットも存在します。

仮想通貨取引所を利用する際は、メリット・デメリットをそれぞれ把握しておくことが大切です。もしもコインベースが自分に合っていると感じた方は、ぜひ登録してみてくださいね。

 

 

\仮想通貨の利益は確定申告が必要です。仮想通通貨の税金計算でお困りの方は是非専門家にご相談ください/

税金計算にお困りの方
「税理士ドットコム」を使ってみる!"
「税理士ドットコム」に登録する

 

フリーワード検索

調査員おすすめ記事

よく読まれている記事

著者プロフィール

NEXT FINANCIAL INNOVATION株式会社 代表取締役 菊山 敬太郎
大学在学中にカナダに海外留学を経て、その後税理士法人で勤務しながら大学院で法学研究科を卒業後、経済情報研究科にも進学し経済を学ぶ。
税理士事務所で勤務と同時に2020年6月にメディア運営の法人会社を設立する。

仮想通貨歴
2017年に仮想通貨の投資に参加。
仮想通貨の売買するだけではなくブロックチェーンの素晴らしさを広めたくなり2021年9月にブログを開設しました。
仮想通貨について15以上取引所を開設し、100種類以上の通貨を売買を継続中。仮想通貨、NFT、DeFi、DAO、GameFi、web3.0などブロックチェーンに関わる分野を色々調べて仮想通貨ブログを運営しています
2024年1月に向けてSNS、WEB3.0、メタバース、NFT、データ解析の仕事ができる企業及び個人と依頼したい企業及び個人の懸け橋となるサイト
【TARIRU】を現在制作中。