【NFT 】音楽の購入方法・将来性を考察
NFT音楽とは?
ブロックチェーン技術を利用した音楽作品となります。
そのため、出品された作品それぞれに所有証明書が付与されるためブロックチェーン技術を使っているため複製や模倣品が出回ってしまうリスクが少なくなります。
また、NFT音楽では2次流通になったとしても、アーティストに売上の一部が還元されるようになっています。
そのため、世の中にNFT音楽が広まれば広まるほど、無名のアーティストでも著名度が上がり多くの売り上げを上げることができます。
ただ、他の人にもNFT音楽を販売しなければ著名度は浸透しづらくなってしまいます。
そのほか、仲介業者に取引を依頼することがないためユーザー同志で直接取引ができます。
さらに、ライブのチケット販売もNFTマーケットプレイスから販売することができ、チケットの転売防止にもなります。
話題のNFT音楽
海外音楽業界の著名アーティストであるデヴィッド・ボウイ氏やミック・ジャガー氏、ビヨンセ氏、新進アーティストのL.A.ミジォット氏などのNFTアートワークが発売されました。
その他下記で詳しく話題のNFT音楽として発売者ごとにご紹介します。
小室哲哉氏による楽曲NFT
日本最大級のデジタルフェスであるイノフェスとNFTマーケットプレイスの「.mura」がコラボし、2021年秋より小室哲哉氏による音楽制作パフォーマンス作品を販売し、日本のNFTマーケットプレイスであるAdam byGMOでもオークション販売されました。
Adam byGMOでは2015年に小室氏がGMOインターネットグループのグループソングとして書き下ろした作品「Internet for Everyone」をもとにしており元楽曲を6トラックに分けて、1つ30,000円で販売されました。
このNFTは2022年の2月時点で価格が70万以上の値で二次販売されています。
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テスラCEOイーロン・マスク氏によるEDM楽曲
イーロン・マスク氏は、2021年3月15日に自作のEDM楽曲をNFT化して販売することをツイッターで公表し、人気デジタルアーティストであるBeeple氏が約75億円で落札する意向を示しました。
しかし、オークションに出品したものの1億円の値がついたところで、イーロンマスク氏が価格に対して正しいとは思えないとし、売却を停止しました。
ちなみにBeeple氏は、NFT作品市場最高額とされる2021年3月12日に独自に制作したアート作品「The First 5000Days」が約75億円で落札したため、もっと高値がついた可能性もあります。
Linkin Parkメンバーが作成したNFTミュージック
米ロックバンド「Linkin Park」のラッパーMike Shinoda氏が、2021年2月に自身の楽曲をNFTプラットフォームZoraにオークション形式で出品しました。
覆面アーティスト「AmPm」の未公開曲
2017年3月にデビューを果たした日本人の2人組覆面ユニットで、楽曲作成に海外からゲストボーカルを招く独特のスタイルです。
デビュー曲「Best Part OfUs」は世界中で話題となりました。
2021年3月にNFTマーケットプレイスOpenseaにて日本初の1枚限定NFTミュージックとしてオークション形式で出品しましtあ。
最初は20円だった価格はどんどん上昇し20万円を超え10000倍になりました。
UVERworldのボーカルTAKUYA∞によるNFTフォトアート
TAKUYA∞さんの写真家としての作品「Another World」が、NFTフォトアートという形でオークション形式で出品されました。
また、二酸化炭素排出による環境負荷への対応として売上の一部をCarbon180に寄付しました。
Perfume のNFTアート
「Imaginary Museum “Time Warp” 」としてPerfumeの振り付けポーズをNFT作品にしました。
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NFT音楽が売買できるプラットフォーム
OpenSea(オープンシー)
2017年にアメリカのニューヨークに本拠地を置き、サービスを開始、世界最大手のNFTプラットフォームサイトです。
登録も簡単でデジタルウォレットのMetaMask(メタマスク)を認証することで可能で、ガス代も無料です。
音楽だけでなく、バーチャルアート、トレーディング カード、仮想世界(メタバース)上の土地などさまざまなカテゴリーの売買が可能です。
Rarible(ラリブル)
2019年11月ロシアのモスクワを拠点とし、OpenSeaに続いて老舗で市場規模が大きく、2020年に仮想通貨大手会社CoinFundが出資したことで信頼度が高まっている会社です。
利用することで独自トークン「Rali(ラリ)」が配布され非代替性で、売買の記録をして特定ができ、コミュニティの投票に参加することができます。
また、転売されるたびにNFTコンテンツ作成者にロイヤリティを支払われます。
.mura(ドットミューラ)
2021年9月にスタートアップ・スタジオStudio ENTRE株式会社が立ち上げたオークション形式のNFTマーケットサイトです。
日本の会社のため日本語対応はもちろんのこと、サポートもわかりやすいです。
また、コモンズオーナーとしてロイヤリティ収入をアーティスト受け取ることができます。
さらに、小室哲哉さんも作品を出品しています。
ROCKI(ロッキ)
2021年5月にオープンした、音楽ストリーミングサービスと音楽NFTプラットフォームを兼ね備えたベータ版サービスです。
Nanakusa(ナナクサ)
日本発のNFTマーケットプレイスとして2021年4月26日に正式リリースされました。
音楽だけでなく、アートや動画などのNFT作品を取り扱っており、購入した作品はマーケット内で二次販売することも可能です。
The NFT Records
日本発の音楽を専門としたNFTマーケットプレイスです。
まだベータ版ですが、今後アーティストが自らコンテンツ販売が行えるDIY機能実装などもあるそうで、アーティストには是非お薦めできます。
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NFT音楽の購入方法
暗号資産取引所にて暗号資産を購入し、暗号資産ウォレットのアカウントを取得します。
そして、購入した暗号資産をウォレットに送金し、そのウォレットをOpenSeaに会員登録とともに連携し、NFT作品を購入するという流れです。
暗号資産取引所での口座開設をしていない方はまず最初に口座開設が必要です。
口座開設では各種個人情報の記入のほか、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類の提出が必要になります。
NFT音楽の作り方〜販売まで
音楽の作り方は普通の音楽の作り方と変わりません。
もし、デジタル音源を制作する場合、DAWツールを使ったとしてもそのままのツール作った作品でNFTマーケットに出品することができます。
NFT音楽作品が完成すればあとはNFTマーケットにて出品するだけです。
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NFT音楽の将来性
世界的に有名なアーティストの進出もあり、今後もアーティスト作品として注目されるでしょう。
音楽関係の有名人でない方がNFTアーティストとして加わる傾向もあります。
まだまだ、NFTマーケットプレイスの市場は拡大する見込みで、日本でも知名度は低いながらさまざまなマーケットプレイスが出てきています。
ただ、手数料としてかかるガス代は今後NFT市場が拡大すると共に、ブロックチェーンを利用するユーザーが多ければ多いほど増加する仕組みなため高騰する可能性が高いです。
もちろん、暗号資産のアップデートにより改善は進められるとは思います。
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