
【仮想通貨】DecentraLand(MANA)の将来性
最近注目を集めているメタバースの中でも、多くの投資家が着目しているのがDecentraLandです。
仮想空間の中でさまざまな取引ができますし、他のメタバースでは行うことができない独創的なツールが用意されているため、今後より多くのユーザーが参加する可能性が高いと言われています。
また、DecentraLandの独自トークンであるMANAは、メタバースの人気に伴って2021年に入ってから20倍まで高騰したので、そのことで知っている方も多いのではないでしょうか?
知名度も徐々に高まってきているDecentraLandですが、DecentraLandはどのような仕組みになっているか分かっていない方も多いでしょう。
そこで今回は、DecentraLandの特徴や今後の展望についてご紹介していきます。
目次
DecentraLandとは?
DecentraLandとは、イーサリアム系のブロックチェーンを活用して作られたメタバースです。
VRによって構成されており、数多くあるメタバースの中でも大きな注目を集めているプラットフォームとなっています。
DecentraLandの中で利用できる独自トークンがMANAで、DecentraLandの知名度が上がるのに合わせてMANAの価格が高騰しているため、そのことでも注目されています。
MANAは2017年にICOを実施していたのですが、開始から35秒で約26億円もの資金が集まっていました。
このことからも、DecentraLandは投資家や企業から見ても、魅力的なサービスであることが分かります。
現時点では、国内の取引所で取り扱うことはできないので、MANAを手にするためには一度国内の取引所で仮想通貨を購入して、海外の取引所に送金して売買する必要があります。
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DecentraLandの特徴
では、DecentraLandはどのような特徴のあるプラットフォームなのでしょうか?
VR空間になっている
DecentraLandは、広大なVR空間となっています。
そのため、オンラインでつくられた場所になっていますが、実際にその世界にいるような環境を楽しむことができる仕様となっています。
その上、ブロックチェーンによって構成されているため、建物やアバターなどをNFTによって自由自在に作ることができるという点も特徴です。
ユーザー自身が作成することもできますし、参入している企業が作ったものをVR空間で楽しむことも可能となっています。
コンテンツを売買できる
DecentraLandはブロックチェーン上に作られているため、そこで作ったNFTのコンテンツはユーザー同士で売買することができるようになっています。
基本的には、DecentraLandの独自トークンであるMANAを使って取引が可能です。
DecentraLand以外のNFTマーケットプレイスで販売すれば、その他の通貨での取引をすることもできます。
コンテンツがNFTになっていることによって、自分で販売して売上を作ることもできますし、遊びながら収益化を目指すことができるという点が魅力と言われています。
他のNFTゲームとも提携している
DecentraLandにはたくさんのゲームが用意されています。
ただそれだけではなく、その他のNFT関連のゲームとも提携しており、一部のNFTを相互利用することができます。
より自由に遊ぶことができるので、通常のゲームとは違う方法で楽しむことができるでしょう。
所有権が明確になっている
DecentraLandではさまざまなコンテンツを自由に作ることができます。
そのコンテンツはすべてNFTとなっているので、独自性が明確になっており、誰が保有しているのかという所有権が分かるようになっています。
そのため、インターネット上であっても安心して取引をすることができるでしょう。
DecentraLandプロトコルの3つの構成
DecentraLandプロトコルは、「リアルタイムレイヤー」「土地コンテンツレイヤー」「合意形成レイヤー」の3つの層でできています。
そこでここからは、この3つをそれぞれ詳しく解説していきます。
リアルタイムレイヤー
リアルタイムレイヤーは、DecentraLandのクライアントが土地コンテンツレイヤーの特定の座標に対して、コンテンツとP2Pサーバーにリクエストを行います。
その後、土地コンテンツプレイヤーは、その下にある合意形成レイヤーからコンテンツが記述されたファイルを取得します。
最終的に、リアルタイムレイヤーのP2Pサーバーに対して近接するクライアントがいないかを問い合わせます。
土地コンテンツレイヤー
土地コンテンツレイヤーでは、リアルタイムレイヤーからのリクエストを受信すると、合意形成レイヤーに指示を出します。
その後、合意形成レイヤーから上がってきたファイルを取得し、リアルタイムレイヤーのP2Pサーバーに問い合わせを行います。
このような分散型のシステムが用意されているため、DecentraLandは管理システムがなくても機能することができるのです。
また、このようなシステムがあれば、運営側から検閲されることもありませんし、勝手にルールを削除したり変更することができないようになります。
合意形成レイヤー
DecentraLandのLANDは、イーサリアムブロックチェーンで所有権が明確にされているので、自分で管理する必要があります。
このようにNFT化されているLANDの場合、固有に座標が設定されています。
そのため、所有権や土地所有者がLANDで提供したいものをエンコードするファイルを参照することができます。
このことにより、イーサリアムのネットワークに接続することによって、DecentraLandのクライアントはLANDのスマートコントラクトの最新情報を取得することができるようになっています。
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今後解決したいDecentraLandの課題
DecentraLandが開発された頃、さまざまな投資家から大きな注目を集めていました。
そのため、スタートアップ企業であったのにも関わらず、ICOで2400万ドルもの資金を35秒で集めることができたと言われています。
これだけ注目度の高かったDecentraLandですが、今後の開発によって解決したい問題も抱えています。
そこでここからは、DecentraLandの抱えている課題について見ていきましょう。
手数料が高い
DecentraLandの大きな問題と言われているのが、手数料が高いという点です。
DecentraLandの手数料が高いのは、イーサリアムのブロックチェーンを活用しているからです。
イーサリアムはビットコインに続く、人気の高いブロックチェーンです。
しかし、最近は多くのプロジェクトに使われるようになっており、その利用者は急増しています。
そのことにより、すべての処理をスムーズに進めることができず、ガス代がかなり高くなってしまっているのです。
そのため、DecentraLandの課題というよりもイーサリアムの課題でもあるのですが、DecentraLandも大きな影響を受けていると考えることができます。
その上、2020年はDeFiが人気になっていることにより、手数料がなかなか安定しないという点も課題だと言われています。
この問題を解決できれば、今以上にDecentraLandの人気が高まるでしょう。
アイテムの価格が高い
DecentraLandの中では、さまざまなアイテムが取引されています。
しかし、実際に利用している方の口コミを見てみると、「価格が高い」「もう少し安ければ自由に取引をすることができる」という声も多数みられました。
DecentraLandのマーケットプレイスを見てみると、LANDの相場は数万円~数十万円とかなり高い価格になっています。
もう少し誰もが扱いやすい価格になれば、より流動性の高いマーケットになるでしょう。
技術がニッチ
メタバースの業界は、近年一気に注目されている分野です。
そのため、まだまだ技術者が少ないという状況です。
その上、DecentraLandはVRを使った世界をメタバースで作っているため、まだまだ普及しているとは言えません。
実際にDecentraLandの仮想通貨であるMANAは一気に価格を伸ばしているのに対して、DecentraLandはそこまで注目度が高まっていません。
このことを考えると、まずはVRを使うユーザーを増やしていくことが重要となります。
この課題を解決して、仮想世界という新技術がもっと浸透していけば、今以上にDecentraLandの人気が高まると考えられるでしょう。
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DecentraLandの今後の動向
すでに多くのユーザーから需要が高まってきているDecentraLandですが、今後はより一層ユーザーが増えてくるのではないかと言われています。
そこでここからは、DecentraLandの今後の動向についてご紹介していきます。
多くの企業が参入している
DecentraLandは現在すでに多くの企業が参入しているプラットフォームです。
DecentraLandの中の土地は売買することができますし、自分が保有している土地に対してゲームを構築したり、NFTマーケットプレイスを作ることもできるので、自由なビジネスモデルを作り出すことができます。
企業が参入するということは、それだけ今後伸び率が高くて多くのユーザーから愛されるサービスになると判断されていることが分かりますし、多くの企業がさまざまなサービスを出すことによってユーザーが増えてくる可能性も十分にあります。
そのため、これからユーザーと参入企業が相互に関係して、DecentraLandの価値を高めていくことが予想されます。
ではここでは、いくつかの導入事例について見ていきましょう。
アソビシステム株式会社
アソビシステム株式会社は、世界で活躍するアーティストであるきゃりーぱみゅぱみゅさんが所属している企業です。
この企業は、DecentraLand上でメタトーキョーというプロジェクトをスタートしており、独特な文化を発信していく場所を作ろうとしています。
サザビーズ
サザビーズとは、ロンドンで創設されている大手美術品オークション会社です。
この企業は、DecentraLand上にバーチャルギャラリーを作っています。
そのことによって、実際にロンドンまで行かなくても、魅力的なバーチャルアートを楽しむことができますし、本当に美術館に来ているような感覚を味わうことができると言われています。
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MANAの価値が高騰している
DecentraLandの独自トークンであるMANAの価格は、現在も高騰を見せています。
MANAの価値が高まれば、よりDecentraLandを利用する方が増える可能性もありますし、逆にDecentraLandの利用者が増えることによってMANAの価値が高まっていきます。
DecentraLandは魅力的なサービスですし、メタバース自体への注目が集まっているため、投資の価値を感じてMANAを保有するという方も増えてきています。
Polygonでの利用が一部可能になった
DecentraLandはイーサリアムのブロックチェーン上に構築されています。
イーサリアムのブロックチェーンは最近ガス代が高くなっていることが問題視されています。
そのため、DecentraLandのサービスに魅力を感じていても、ガス代が高いという理由で利用をためらっているという方もいるようです。
しかし、2021年に入ってから、低コストで利用できるPolygon上で一部の取引が行えるようになりました。
今後もこの流れが続く可能性があるため、そうするとより新規ユーザーが増えることが予想されます。
まとめ
いかがでしたか?メタバースへの注目が集まる今、DecentraLandへの需要も高まってきています。
実際に多くの企業がすでに参入してきており、魅力的なサービスをたくさん提供してくれています。
リアルに近いVR空間の中で、リアルではできない取引を自由に行うことができるため、今後今以上に発展する可能性が高いといえます。
問題となっていたガス代もすでに解決に向けて対策していることから、これからも何か問題があれば早急にアップデートしていく可能性があるため、期待が高まるメタバースだといえます。
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