2022.11.29基礎知識

【仮想通貨】Defiとは?仕組みを解説!

仮想通貨のニュースなどを見ていると、「DeFi」というワードが記載されているのを見たことがあるという方はいるのではないでしょうか?

Defiは仮想通貨のコインの名前ではなく、仕組みのことを指しています。
しかし、FX初心者の方の中には、このことを理解していないという方は多くいますよね。

そこで今回は、仮想通貨取引の中で注目の集まっている「DeFi」というアプリケーションの仕組みについてご紹介していきます。

 

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DeFiって何?

DeFiとは「Decentralized Finance」の略称のことを指します。
これを日本語に訳すと、「分散型金融」という意味合いになります。

DeFiとは、ブロックチェーン上で構築することができる金融サービスのアプリケーションのことを指しており、仮想通貨の取引でも利用されることが多くあります。

DeFiは主にイーサリアムのブロックチェーン上にスマートコントラクト技術を活用して構築されているもので成り立っています。
ブロックチェーンはこれまで単なる価値の移動だったのですが、さまざまな複雑な用途に使えるようになっています。

そのため、今後金融機関で発展していく可能性が高いと考えられています。

 

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DeFiのメリット

では、DeFiにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

具体的な内容について見ていきましょう。

 

手数料が安い

DeFiとは、他の仮想通貨の仕組みと同じように非中央集権という仕組みになっています。

私たちが普段使っている銀行などの金融機関の場合、金融機関が仲介する必要があるのでそこに支払わなければいけない仲介手数料が発生してしまいます。
1回あたりの金額は小さくても、積み重なると毎月かなり高い金額を手数料として払っていることでしょう。

しかし、DeFiの場合は非中央集権となっており、金融機関などの仲介業者を利用する必要がないので、その分手数料を安く抑えることができます。
自分がDeFiで資金を貸す場合でも高い金利を受け取ることができる可能性があるので、魅力と言われています。

 

取引時間も短縮

 

先ほども解説したように、DeFiは金融機関の仲介を行わずに当事者同士でやり取りを行うことができます。
そのため、より手軽に取引を行うことができるという点が魅力だと言われています。

この仕組みを使うことによって、取引時間も大幅に削減することができるため、今後より注目が集まると考えられています。

 

どこでも金融サービスが利用できる

 

DeFiでは、金融機関の仲介が必要ありません。

これまでの金融取引の場合は、口座を開設する際にも金融機関の審査を通ることが必須条件となっていました。
その条件に関しては、国や地域によって異なっており、取得が難しい地域の方の場合は口座を持てないという方もいました。

また、口座を持っている方でも振り込みをする場合には銀行の店舗に行かなければいけないことが多く、面倒に感じる人もいるでしょう。
その点、DeFiの場合はブロックチェーンを介して当事者が直接資産を振り込むことができるので、取引時間や手間を大幅にカットすることができます。

その上、DeFiを利用すればどこの地域に住んでいても、インターネットが使える環境さえ整っていれば多くの金融サービスを利用することができるので、より魅力的だと言われています。

 

プールしたまま資産を得られる

仮想通貨の取引と言えば、安い時に購入して高い時に売り抜くことによってその差額を得るという方法を想像する方が多いでしょう。

しかし、DeFiの中には自分の持っている資産をプールすることで利益を得ることができる手法もあります。
通貨は流動性が高くなければ正常に機能しないため、資産をもっている方にプールしてもらうことがとても重要となるのです。

そのため、この方法を活用すれば自分で取引をする自信のない方や時間がないという方でも気軽に資産を増やすことができる点が魅力的でしょう。

 

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DeFiのデメリット

DeFiはさまざまなメリットがあり注目されている仕組みですが、利用しているとデメリットになる部分も出てきます。

そこでここからは、DeFiのデメリットについてご紹介していきます。

 

トラブルはすべて自己責任

 

私たちが普段使っている金融機関の場合、何かトラブルが起きた際には金融機関がしっかりと補償してくれるので安心して利用することができるでしょう。

しかし、DeFiの場合は中央集権が存在していないので、万が一何か問題が発生したとしても自分で対処しなければいけません。
そのため、ある程度知識を持っていないとトラブルに対処することが難しくなってしまうでしょう。

 

バブルがはじける可能性もある

 

現在、DeFiは仮想通貨業界で注目が集まっています。
しかし、それはまだDeFiが実績が少なく実証はされていないものの、今後の普及や発展が期待されているからです。

ただ、本当にそれが実証されるという保証はありません。
そのため、今後DeFiがどんどん使われていくことによって、DeFiのバブルがはじけて一気に信頼度が下がってしまう可能性も十分にあります。

今のうちにしっかりと情報を抑えておき、本当に安全かどうか見極めることが必要でしょう。

 

補償制度が用意されていない

法定通貨を預ける銀行の場合、元本1000万円+利息分を保証してくれる「ペイオフ制度」が用意されています。

しかし、DeFiを使って行われているDEX等には補償制度が用意されていません。
現在、仮想通貨に関する法整備はどの国でも急速に進められており、国民の資産を守ることを最大限に配慮した政策が考えられていますが、現時点での仮想通貨は投機的な印象の方が強く、まだ通貨としての信頼性がないと判断される傾向が高いです。

実際に2017年には仮想通貨取引所の運営をする際には登録が必要ということが「改正資金決済法」で定められ、きちんと国の認可を受けた業者しか国内で仮想通貨取引所を行うことができなくなった上に、利用者の財産の分別管理が義務付けられています。

そのため、少し安心できる環境になっていると言えますが、現時点で個人への補償制度に関する話題は出ておらず、万が一の際のリスクは高い状態だと言えるでしょう。

 

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DeFiのアプリケーションの例

 

では、DeFiのアプリケーションはどのような場面で使用されるのでしょうか?

実際にDeFiを使って作ることができるアプリケーションの例をご紹介していきます。

 

DEX(分散型取引所)

DEXとは「Decentralized Exchange」を略したもので、分散型取引所のことを言います。

これまでは仮想通貨の取引を行うためには、自分の持っている仮想通貨を取引所に預けなければいけませんでした。
これはつまり、仮想通貨自体は非中央集権であったとしても、仕組み自体は中央集権システムになっているということです。

しかし、DEXはブロックチェーンのプログラムである「スマートコントラクト」で管理されている取引所となるので、わざわざ取引所に仮想通貨を預ける必要がなく、当事者のウォレット同士で取引を行うことができると言われています。

 

レンディング

イールドファーミングとは、暗号資産をDEXに貸し出して利息や手数料を受け取るという運用方法です。

つまり、仮想通貨を利用して私たちが普段金融機関にお金を預けることによって、利息を受け取っているような状態を作ることができるということです。
これまでは仮想通貨でこの仕組みを作ることはできなかったのですが、DeFiが登場したことによって仮想通貨でも金利を受け取ることが可能となります。

DeFiを利用するためには、イーサリアムを保有していることが必要になるので、まずはイーサリアムを購入しましょう。

 

予測市場

予測市場とは、何かの勝負の勝ち負けを予測してお金を賭ける仕組みのことを指します。

これまでは予測市場でも中央集権が必要でしたが、DeFiのアプリケーションを使うことによって中央集権がなくても取引が行えるようになりました。

自分の賭けの予測が的中したら、スマートコントラクトによって自動的にその報酬が付与される仕組みを構築することができると言われています。
予測市場は今後もより伸びしろが高い業界と考えられています。

 

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イールドファーミング

イールドファーミングは現在のDeFiサービスの中で最も注目を集めている方法です。

イールドファーミングとは、流動性のプールの中に自分の保有している仮想通貨を預けて、流動性を提供する見返りとして、時価売買時の取引手数料収入を得ることができるという仕組みです。

まだまだ新しいコインもたくさんあり、多くの人が利用していない状況だと流動性が下がってしまい通貨としての機能を十分に果たせない可能性があります。
そのため、イールドファーミングを行うことによって、より多くの投資家に保有してもらった上で流動性を担保しようという取り組みとなっています。

実際にプールに保有している仮想通貨をプールに預けた場合、その見返りとしてそのプラットフォームで使用することができるガバナンストークンが報酬として配布されています。

 

UniSwapがイールドファーミングを採用

現在、イールドファーミングを採用している仮想通貨の中で最も人気が高いのは、「Uniswap」です。

Uniswapは2018年に設立されたDEX(分散型金融)です。
Uniswapには「UNI」という独自のガバナンストークンが用意されており、Uniswapに資産を預けることによって付与されます。

最近はこのUNI単体の価値も高まっているため、注目が集まっています。

しかし、Uniswapはまだ認可の降りていないDEXなので、ハッキングのリスクや何かしらのトラブルが発生する可能性も十分にあります。
利用する際にはしっかりと実態をチェックし、検討してから行うことをおすすめします

 

➡分散型取引所のユニスワップはどうなの?特徴やメリットを解説!

 

ステーキング

ステーキングとは、仮想通貨取引所が指定している仮想通貨を一定期間保有し、ブロックチェーンの生成に貢献することによって金利を獲得することができるという手法です。

現在、国内の取引所であるコインチェックやビットフライヤーなどの数社でもリスク(LISK)という仮想通貨のステーキングを行っています。

ステーキングを行えば対象の通貨を保有しているだけで金利を得ることができるため、仮想通貨初心者でもチャレンジしやすいと言われています。
しかし、ステーキングをしている途中では資金がロックされてしまうので、その途中で価格が大きく高騰したとしても売ることができないという点はデメリットと言えるでしょう。
また、ステーキング中に含み損を抱えてしまうリスクもあるので、その点には注意しておきましょう。

 

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DeFiで作られた実際のサービス

DeFiを利用したサービスは現在すでに実現しています。

 

Defiを使った関連サービス
Compound
・Curve
・MakerDAO

 

そこでここからは、Defiを使った関連サービスについて詳しく見ていきましょう。

 

Compound

Defiを使った代表的なサービスの1つとしてよく挙げられるのが、「Compound」です。
Compoundは仮想通貨のレンディングサービスのことで、買い手と売り手をつなげることができるようになっています。

保有していてしばらく売る気がない方は、他の方に貸し出してその分の金利収入を得ることができるようになります。
取引量に応じて独自に発行される「Compトークン」を受け取ることが可能となっています。

金利はもちろんですが、トークンが値上がりすることでも利益を獲得できるのは魅力的だといえるでしょう。

 

➡最近注目の仮想通貨レンディングができるcompoundの魅力とは

 

Curve

Curveとは、ステーブルコインを持っている方がお互いに交換することができるサービスです。
取引所で自分の持っているものとほしいものを交換することも可能ですが、手数料は安く設定されているので、よりやり取りが簡単になると言われています。

コストを抑えて利益を増やしたい場合には、Curveを使ってみるといいでしょう。

 

MakerDAO

MakerDAOとは、Defiの中でも代表的なプロジェクトとなっており、自分が持っているイーサリアムを預けることによってステーブルコインの「DAI」を受け取ることが可能となっています。

DAIは米ドルと連動して価格が変動するステーブルコインとなっているので、自国の通貨が安定していない場合でも安定的な取引をすることができるでしょう。

 

DeFi関連のおすすめ銘柄

DeFi関連の銘柄は複数用意されているので、どれを取引するのか迷ってしまう方もいるようです。

 

DeFi関連のおすすめ銘柄
・イーサリアム(ETH)
・アイオーエスティー(IOST)
・ユニスワップ(Uniswap)
・チェーンリンク(Chainlink)
・パンケーキスワップ(Pancakeswap )

 

そこでここからは、DeFiが関係しているおすすめの銘柄について詳しく見ていきましょう。

 

イーサリアム(ETH)

イーサリアムとは、DeFiのベースとなった銘柄と言われています。
ビットコインの次に発行された仮想通貨なので、すでに時価総額もかなり高くなっており、人気のある銘柄です。

イーサリアムはスマートコントラクトを初めて実装しており、大量な取引を高速で行うことができるようになったため、さまざまなDeFiサービスでイーサリアムのブロックチェーンが使われているようです。
有名な企業からも注目を集めているので、これからも大きく人気が高まると予想されています。

 

アイオーエスティー(IOST)

アイオーエスティーとは、1秒間に8000件という数の処理ができる点が魅力と言われています。
送金スピードの速さから、金融サービスはもちろん医療分野でも注目されており、今後早急に実用化に進む可能性が高いでしょう。

DeFi関連の銘柄の中でも信頼性が高いので、国内取引所であるコインチェックでも購入することが可能となっています。

 

 

ユニスワップ(Uniswap)

ユニスワップとは、近年注目が集まっている分散型取引所(DEX)の1つです。
営利目的で運営されているわけではなく、非中央集権型となっているので、手数料がほとんどかからない状態で運営されている点が特徴となっています。

2018年に始まったサービスですが、すでに多くのユーザーを抱えています。
1500以上の銘柄が取り扱われているので、より自由に銘柄を選択することができる点も魅力と言えるでしょう。

チェーンリンク(Chainlink)

チェーンリンクとは、2019年にアメリカでローンチされた銘柄です。
ブロックチェーンと外部のシステムを橋渡しする役割を果たすプラットフォームとなっているので、今後多くの場面で活用されることが予想されています。

2016年にはSWIFT(国際銀行間通信協会)と連携しているので、国際送金として活躍することも考えられています。

パンケーキスワップ(Pancakeswap)

パンケーキスワップとは、先ほど紹介したユニスワップと同じように、ユーザー間で取引を行うことができる分散型取引所(DEX)です。
パンケーキスワップの1番の魅力は、バイナンススマートチェーンが使われているという点です。

イーサリアムのガス代がかなり高騰していることから、使いづらいという意見が出てきていたので、より手数料を抑えることができるパンケーキスワップは使いやすいと考えるユーザーが多くいました。
また、パンケーキスワップでは、独自トークンであるCAKEを預けるだけで利息をもらうことができるイールドファーミングも魅力のようです。

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?DeFiとは、仮想通貨でよく使われているシステムのことを指しています。

最近注目度が高まっているサービスの1つですが、メリット・デメリットどちらも存在します。
そのため、その特徴をしっかり理解して利用しなければ、DeFiのバブル崩壊に伴う思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

中央集権のないシステムなので、補償もないため自分ですべての出来事について対処しなければいけませんので注意しておきましょう。

ただ、DeFiは便利なシステムですし、今後さまざまな場面で利用される可能性が高いと言われているので、まずは仮想通貨で経験を積んでDeFiを始めてみることをおすすめします。

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著者プロフィール

NEXT FINANCIAL INNOVATION株式会社 代表取締役 菊山 敬太郎
大学在学中にカナダに海外留学を経て、その後税理士法人で勤務しながら大学院で法学研究科を卒業後、経済情報研究科にも進学し経済を学ぶ。
税理士事務所で勤務と同時に2020年6月に資金調達及びメディア運営の法人会社を設立する。

仮想通貨歴
2017年に仮想通貨の投資に参加。
仮想通貨の売買するだけではなくブロックチェーンの素晴らしさを広めたくなり2021年9月にブログを開設しました。
仮想通貨について15以上取引所を開設し、100種類以上の通貨を売買を継続中。仮想通貨、NFT、DeFi、DAO、GameFi、web3.0などブロックチェーンに関わる分野を色々調べて仮想通貨ブログを運営しています