
【世界編】メタバース参入企業・予定企業を解説
近年、仮想通貨を使ったメタバースのサービスが多く浸透してきています。
そのため、注目してみているという方も多いのではないでしょうか?
これほどまでにメタバース関連の事業が急激に成長している理由の1つに、メタバース事業に参入している企業が多くあるからだと言われています。
すでに世界を見ても、大企業が多く参入してきており、今後も発展していくと期待されています。
そこで今回は、メタバース参入企業世界編として世界的にメタバースに参入している企業をご紹介します。
世界で活躍するメタバースに参入している企業
世界で活躍する企業で、メタバース関連の事業に参入している企業は多くあります。
・ラルフローレン
・マッチ・グループ
・ディズニー
・マリオットインターナショナル
そこでここからは、大手企業でメタバース関連の事業に参入している企業とその内容について詳しく見ていきましょう。
ラルフ ローレン
ラルフローレンとは、世界的に知られているファッションの人気ブランドです。
これまで質の高いアパレル商品を提供してきたラルフローレンも、新たにメタバース関連の事業に力を入れています。
ラルフローレンは、韓国のNaberZが運営する自分のアバターを作って3Dの世界で生活し、仕事をし、遊ぶ3Dアバターソーシャルサービス「ゼペット(Zepeto)」とコラボし、バーチャルウェアを発表しました。
つまり、ZEPETO内でラルフローレンの洋服を着用することができるようになったということです。
ZEPETO のアプリ内に50種類のファッションアイテムを用意しており、ZEMと呼ばれるアプリ内通貨で購入することが可能です。
価格は安いもので57セント程度、高価なもので2.86ドル程度で購入できます。
ZEPETOでは約2億人が利用しており、その規模は大きいです。
実際に、K-POPバンドTomorrow x Together(TXT)のメンバーがラルフローレンの3Dコレクションを身につけたアバターを披露しました。
メタバース内でブランドを浸透させることを公言
新たなサービスとの提携も検討中
マッチ・グループ
マッチングアプリ「Tinder」や「Pairs」を運営するMatch Groupは、2021年、韓国を拠点とする映像技術とソーシャルネットワーキングのハイパーコネクト(Hyperconnect)社を17億ドル(約1927億円)で買収し、11月3日に行われた第3四半期の決算説明会において、アバターで利用するマッチングアプリを現在計画中であることを明らかにしました。
ハイパーコネクトはメタバースにアバターベースの出会いをもたらす「シングルタウン(Single Town)」のテストを行っており、バーチャル空間にてアバターで交流ができ現在Tinderコインと呼ばれるアプリ内通貨をテスト中です。
Tinderコインにて経済システムがアプリにも採用される可能性があるとしています。
マッチングを超えたサービスへ向かう
マッチグループがメタバース業界に参入した理由の1つに、ここから10年で単なるマッチングを超えたサービスを目指しているからだと言われています。
元々、マッチグループはシンプルにマッチングできることを目指してサービスを作り上げてきました。
しかし、サービス提供から10年が経った今、サクッと会いたいというユーザーより時間をかけてゆっくりと相手のことを知ってから会いたいというユーザーの方が増えてきているようです。
また、実際に直接会うことはなくても、インターネット上で会うことを目的としている方もいるようです。
このような需要の変化により、マッチングとメタバースを組合わせたサービスが人気になる可能性は高いでしょう。
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ディズニー
ディズニーのボブ・チャペック(Bob Chapek)CEOは、詳細は分かりませんが同社が独自のメタバースの構築を計画していることを明らかにしました。
新テクノロジー、「バーチャルワールド・シミュレーター」に対し、このほど米特許当局からの承認が下り本格的にメタバース事業に乗り出します。
AR機能を用いたプロジェクション装置やトラッキングシステムなどの技術により、よりアトラクションなどを楽しめるようになっています。
AR導入に伴い健康面、衛生面の注意、来場者による体験内容の差なども対策しているとのことです。
「夢の国」がオンライン上に構築される日も近い
ディズニーのCEOは、実在するテーマパークやリゾートホテルの存在感と、メディアやエンターテインメントサービスをディズニーの強みとしています。
そのため、ディズニーがメタバース業界に参入した場合には、あらゆる境界線が消滅してストーリーを縦横に楽しめる世界ができると進言しています。
その言葉通り、これまでリアルの世界で多くの人を魅了してきたディズニーの夢の国が、オンライン上でよりリアルに楽しめるようになる日は近いと考えられるでしょう。
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マリオットインターナショナル
マリオットインターナショナルとは、世界各国にリゾートホテルを展開している企業です。
伝統も十分にある上に、より新たなものを取り入れる社風のため、刺激的な非日常を楽しみたいと考えるユーザーからの人気を誇っています。
マリオットインターナショナルは、デジタルグッズ参入として旅行をモチーフにしたデジタルアート作品の制作に着手しています。
そして、今後もメタバース空間における存在感を高めていく方針です。
日常にいながら優雅な体験を行うことができる
マリオットインターナショナルのメタバース事業はまだ始まったばかりですが、今後はデジタル旅行を実施することを発表しています。
旅行の中で得られる優雅な体験と探検を、デジタル世界の中で楽しめるようなサービスを実施する予定です。
これが実現すれば、なかなか旅行にいけない時代でも場所を選ばずに非日常を体験することができるので、魅力的だといえるでしょう。
バンブル
ネットワーク作りと出会い系サイトのバンブルは、友人探しのプラットフォーム「Bumble BFF」を次期アップデートにブロックチェーン技術やメタバースやメタバースの要素を取り入れるとしています。
詳細は不明ですが、2021年末からテストを開始する予定とのことです。
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ユニティソフトウェア
ゲーム制作エンジン提供企業として有名な企業でシェアも多く、インタラクティブなリアルタイム3Dコンテンツの作成と操作にも長けており、建築家、自動車デザイナー、映画製作者なども使用するほどです。
総買収額16億2500万ドル、ロード・オブ・ザ・リング」や「アバター」、「ブラック・ウィドウ」などの大ヒット映画で使用されたVFX(視覚効果)を手がけるソフトウェアスタジオのウェタ・デジタルのツール群、技術、エンジニアリングの人材を買収することでメタバース事業に踏み込みました。
テンセント
決算説明会の中でCEOのPony Ma氏は「バーチャル世界をよりリアルにし、現実世界をバーチャル体験でより豊かにするものは、すべてメタバースの一部となり得る」と言及しました。
その発言のほかテンセントは「フォートナイト」のEpic Gamesや「ロブロックス」のRobloxなど、メタバースに近しい企業の株主でもあるためメタバース事業について今後目が離せない企業の1つです。
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マイクロソフト
マイクロソフトは2022年に、物理的に異なる場所にいる人々が「ホログラフィック体験を通して共同作業に参加できるMicrosoft Meshの複合現実機能と、Microsoft Teamsの生産性ツールを融合した「Mesh for Microsoft Teams」の提供を開始する予定です。
コール オブ デューティ(Call of Duty)、ウォークラフト(Warcraft)、キャンディークラッシュ(Candy Crush)などを有するアクティビジョン・ブリザード(Activision Blizzard)を690億ドル(約8兆円)で買収予定です。
この買収計画はウェドブッシュ証券のアナリスト、ダン・アイブス(Dan Ives)も賢い取引と高評価されており、この買収が成立すれば2016年デルがEMCを670億ドルで買収したものを上回ります。
また、このアクティビジョン・ブリザードの買収予定が発表後、アクティビジョン・ブリザードの株価は38%も急騰しました。
アクティビジョン・ブリザードの買収を通じてマイクロソフトはゲーム業界だけでなくメタバースへの進出を加速させるとされています。
仕事の一部をメタバース上で行う時代がくる
マイクロソフトが目指すのは、仕事の一部をメタバース上で行うことができる時代を作ることです。
近年、新型コロナウイルスの影響を受けて、リモートで仕事をすることも多くなりました。
この働き方は幸福度も生産性も高いので、離職率を下げてより効率よく事業を進めることができると言われています。
しかし、やはりオンライン上のみでは行いづらい部分も発覚しました。
その点を解消するためのサービスを作っているのが、マイクロソフトです。
パソコンやスマホから簡単にアクセスすることができ、3Ⅾもしくは2Ⅾの映像の中でミーティングをすることができるので、実際に会って話をしているような雰囲気を楽しむことができるでしょう。
今後もマイクロソフトの進展に注目が集まります。
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ウォルマート
ウォルマートが、NFT(非代替性トークン)コレクションによりメタバースに参入し、独自の暗号通貨を開発する方針です。
アップル
アップルがVRゴーグルの発売を発表するとされています。
ソニーとTSMCが供給するマイクロOLED搭載、Appleのヘッドセット用チップとOSについて、M1とiOSあるいはM2チップとBoraコプロセッサ、realityOSの組み合わせになるともされており、さまざまな企業でVRゴーグルが販売される中、革新的なVRゴーグルとなるのか注目されています。
また、もし発売されればアップルだけでなく、VRゴーグルの開発に部品などの供給により関わっている企業の株も急騰されると見られています。
リモートの先にあるメタバースを目指す
マイクロソフトがリモートワークに向けたメタバースを進めているように、アップルでもリモートの先にメタバースがあるという考え方はあるようです。
リモートでは臨場感の欠如が問題とされていましたが、メタバースを取り入れることによってリアルで会っているような空間で会話を行うことができます。
ビジネスの場はもちろんですが、大学の講義やイベント、セミナーでも使うことができるので、実現できてApple社のブランドがつけば、一気に浸透することが期待されています。
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メタプラットフォームズ
ニュースやメディアでも大々的に報じられご存知の方も多いかと思いますが、会社の名前をFacebookからメタに変えるほど今後メタバース事業に力を入れていきます。
特に、Horizon WorkroomsはVRゴーグルOculus Quest 2を用いて、仮想空間で会議などを行うことができ、Oculus Quest 2自体YouTubeなどの動画やフィットネス、ゲームのプレイなどが可能です。