
次世代の動画プラットフォームTHETA(Theta Network)について
目次
仮想通貨THETA(Theta Network)とは
名称:Theta Network
シンボル:THETA
価格:179.44円(2022年6月16日現在)
時価総額:181,049,043,644.01円(2022年6月16日現在)
時価総額ランキング:38位(2022年6月16日現在)
発行枚数:10億枚
日本語対応:対応していません(英語・中国語・韓国語のみ)
公式サイト:https://www.thetatoken.org
仮想通貨THETA(Theta Network)は、2018年にMitch Liu氏とJieyi Long氏によって共同設立されました。
Liu氏はゲーム業界で長い経歴を持っていることで知られており、アドバイザーにはYouTubeの共同創設者兼、Twitch共同創業者のJustin Kan氏、元最高責任者のSteve Chen氏が参加しており、プロジェクトとしての信頼度や将来性の高さがうかがえます。
youtubeなどの中央集権的な企業のようでなく非中央集権型の動画プラットフォームの構築を目指しています。
そのため、広告費がないため動画クリエイターにより多くの報酬を支払うことが可能となっています。
また、ブロックチェーン技術によりサーバー容量の負担を減らし、特定の管理者を必要としない仕組みのため、高画質での動画配信や低コストでの運用を実現しています。
そして、NFTの需要拡大により今後の価格上昇が期待できると言われています。
仮想通貨THETA(Theta Network)の特徴
非中央集権的な動画プラットフォーム
一番の特徴として非中央集権型の動画プラットフォームです。
今まではサーバー維持費用が高かったのですが、低コストで運営でき、高画質の動画を誇ります。
また、サーバー容量の上限がほとんどありません。
高度なセキュリティシステムかつ高画質な動画提供を実現
今までは、サーバーに与える負荷が大きく4K・8Kのような高画質の動画を提供できませんでした。
しかし、シータはブロックチェーン技術にMulti-Level BFTを採用しています。
そのため、回路ブロックを分割することにより負荷を分散をさせて、ブロックの承認作業を高速化し、高度なセキュリティを保てます。
また、サーバーの不具合が少なかったり、運営の都合により動画配信が停止されることがありません。
そして、4K・8Kのような高画質な動画を低スペックなpCなどでも楽しめます。
ちなみに、SLIVER.tvと提携することで、League of LegendsやHeathstoneなどのeスポーツ動画の配信をしています。
SLIVER.tvは、すでにユーザーが多く、eスポーツ業界では非常に多くの人たちから支持を集めています。
また、将来このサービスはサムスン社のGalaxyシリーズのスマホに搭載される予定です。
実現すれば世界中の合計7500万台のデバイスにThetaが搭載されることになり、Thetaは世界中にユーザーを獲得、更なるエコシステムの発展が見込まれます。
Posを使ったステーキングサービスの提供
Pos(Proof of Steak)を用いたステーキングサービスを提供しており、シータを保有することで報酬を得ることができます。
また、保有すれば報酬がもらえるため価格上昇にもつながりやすいです。
簡単に仮想通貨を獲得できる(クリエイター向け)
動画プラットフォーム内で動画を観たユーザーは、視聴の際にシータを支払う必要があり、動画を作ったクリエイターは視聴者数に応じて報酬を得られます。
信頼度が高い
ソニーイノベーションファンドやグリー、サムスンなど世界的な大手企業から出資を受けているため、信頼度が高いと言えます。
また、Sierra Ventures、Heuristic Capital、VR fund、GFR Fundの4つの巨大ファンドが100億円相当を保有しています。
「THETA」と「TFUEL」の2つのトークンを採用
シータトークン(Theta Token/THETA)とシータフューエル(Theta Fuel/TFUEL)の2つのトークンを採用しています。
シータトークンは、シータネットワークのガバナンストークンです。
バリデータ、またはガーディアンノードとしてステークする際、ブロックを生成する際、プロトコルのガバナンスに参加する際に使用することになります。
シータフューエルは、シータネットワークで使用されるトークンです。
個々のユーザーがビデオストリームのキャッシングまたはリレーノードとして、冗長なコンピューティングおよび帯域幅リソースを共有するためのインセンティブとして機能します。
また、シータのプラットフォーム上におけるスマートコントラクトを利用した決済や、動画コンテンツなどを共有するときの手数料としても利用されます。
シータ(THETA)の現在の価格推移
2018年1月に取り扱い開始以降、1ドル以下で2020年の終わりにかけて大きな価格変動は見られません。
しかし、2020年9月ごろから徐々に価格が上がり、2021年の2月までは小刻みな値動きでした。
2021年3月をさかいに大型アップデートが大きく影響したことで処理速度が高速化されたことが影響したのか急上昇しました。
その他にも手企業による100億円単位のTheta Network(THETA)ステーキングやTheta Network(THETA)の日本展開のスタートがありました。
3月29日には過去最高額となる$13.1の終値をつけ、取扱当初と比べても100倍以上に価格上昇しました。
5月以降は$4~8あたりで推移し、NFTの需要もあり価格は上昇したりもしましたが下降気味になっています。
また、動画配信サービスの需要も大きいです。
一般財団法人デジタルコンテンツ協会によると、2019年では動画配信市場規模が2,770億円でしたが、2021年にはが推計4,320億円と約1.5倍まで拡大しています。
そのほか、4K・8Kの高画質の需要も大きくなりますし、クリエイターの需要も大きいです。
さらに、NFTにも注目が集まっている今、2022年5月SONYと提携し、SONYの最新技術を活用した「Spatial Reality Display」と互換性を持つ3D NFT「The TikiGuy」を発表しました。