【仮想通貨取引所】ビットバンクとミクシィの展望とは
2021年9月2日、仮想通貨取引所であるビットバンクがミクシィと資本業務提携を結んだことを発表しました。
その際、ミクシィは第三者割当増資として約70億円もの資金調達を行っています。
ビットバンクはもともとスマホで簡単に仮想通貨の取引ができるという点で高く評価されている仮想通貨取引所であり、ミクシィはSNSである「mixi」やスマホゲーム「モンスターストライク」などのコミュニケーションツールを提供している企業です。
そのため、提携したことによって今後この2社がどのように発展していくのかに注目が集まっています。
そこで今回は、ビットバンクとミクシィの提携による今後の展望についてご紹介していきます。
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目次
ビットバンクとは?
ビットバンクとは、2014年5月に設立された国内の仮想通貨取引所です。
2018年には国内NO.1の取引量を誇っており、多くのトレーダーが現在も愛用している取引所です。
これだけ大手の仮想通貨取引所でありながら、これまで顧客情報や資産の流出が一切ないので、セキュリティが高くて安心できる仮想通貨取引所ということができます。
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ビットバンクの特徴
では、ビットバンクはどのような特徴を持った取引所なのでしょうか?
ミクシィと提携したことによってこれからどのように発展していくのかを見るためにも、まずはビットバンクの特徴について見ていきましょう。
取引量が多いので取引しやすい
ビットバンクは2021年に行われたCoinMarketCapの調べによると、国内の取引所の中でNO.1の取引量を誇っています。
これだけの取引量がある理由として、多くのユーザーが信頼してビットバンクを利用しているということができます。
実際にビットコインは独自の取引ツールが用意されていたり、手数料が安く設定されているため、使いやすいと感じるトレーダーが多くいるようです。
セキュリティが高くて安心
仮想通貨取引所を利用する場合、セキュリティが高いことが最も重要となります。
仮想通貨は実態がないので、万が一取引所が外部からのハッキングが行われてしまうと、資産が盗難されてしまうリスクがあります。
ビットバンクではこのようなリスクを避けるために、二段認証とコールドウォレットが用意されています。
この仕組みにより、安全に自分の資産を守ることができるので、魅力的な通貨だということができます。
スマホで簡単に取引ができる
ビットバンクでは専用のアプリが用意されており、スマホで簡単に仮想通貨の取引を行うことができます。
初めて仮想通貨の取引を行う方の中には、どのように取引をしたらいいのか分からないという方も多いと思いますが、ビットバンクのアプリは使いやすいので、安心して取引を行うことができるでしょう。
レンディングサービスが行える
ビットバンクでは、レンディングサービスを行うことができます。
レンディングサービスとは、自分が持っている仮想通貨を貸し出すことによって対価として年利を受け取れるサービスです。
銀行に預けているよりも年利が高いので、預金を仮想通貨に換えるという方も増えています。
現在では、まだレンディングサービスを行える仮想通貨取引所は少ないので、魅力的だと言えるでしょう。
取引できる銘柄が少ない
ビットバンクは魅力的な部分もたくさんある仮想通貨取引所ですが、まだ提供している仮想通貨の種類が少ない点が今後の課題だと言われています。
もちろん知名度の高いビットコインやイーサリアムといった仮想通貨を取引することはできますが、マイナーなコインを扱いたいという方には物足りなく感じるでしょう。
ミクシィの特徴
では次に、ミクシィの特徴について見ていきましょう。
SNS「mixi」の運営会社
ミクシィは、2004年から「mixi」というSNSを運営している会社です。
mixiがリリースされた当初はその他のSNSがほとんどなく、多くの方が一気に利用し始め、利益を大きく伸ばしました。
しかし、その後FacebookやTwitterなどのSNSが出現し、一気に赤字に転落したことが知られています。
ゲーム「モンスターストライク」で黒字転換
SNS業界では転落したと言われていたミクシィですが、2013年にリリースしたスマホゲーム「モンスターストライク」が話題となり、世界中で人気となりました。
モンスターストライクの出現により、近年は黒字続きとなり、2020年6月に東証一部上場への返り咲きを果たしています。
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ビットバンクとミクシィの提携による今後の展望
2021年9月に発表したビットバンクとミクシィの提携は仮想通貨業界にもスマホゲーム業界にも大きな激震を起こしました。
両者はお互いが培ってきたたしかな技術とノウハウを掛け合わせることによって、双方の企業価値を向上させることができると考え、今回の提携に至っています。
その上、ビットバンクには約70億円もの資金が出資されているため、これから大幅に改革が行われることが予想されます。
では、具体的にこの提携によってどのような展望が期待できるのでしょうか?
これからの両者の変革について見ていきましょう。
NFT事業への進出
今回の70億円という出資を受けて、ビットバンクは仮想通貨取引所という金融事業以外に展開していくことを発表しています。
特に力を入れる予定なのが、最近高い注目を集めているNFT事業です。
2021年に入ってから、NFTの取引高は世界的に見て増えており、これからもまだ大きく伸びる可能性の高い事業だと言われています。
その中でも取引量が圧倒的に多いのが「デジタルアート」と「ゲーム」の分野です。
ゲーム業界では、すでにNFTへの参入を行っている企業も多くあり、ゲームで遊びながら獲得したレアカードやアイテムをユーザー同士で取引を行い、収益を作ることができる仕組みを導入しているゲームも増えてきています。
ユーザーも少しずつNFTゲームに流れてきていることから見ても、今後はよりNFTのゲーム分野は盛り上がっていくことが予想されます。
ミクシィのゲームのノウハウ×ビットバンクのブロックチェーン技術
ミクシィは2013年にモンスターストライクをリリースして以降、多くのファンを獲得し継続的に大きな収益を作っています。
実際に、現時点で世界中に多くのモンスト愛用者を抱えており、その中にはNFTゲーム化を望んでいる方も多くいるでしょう。
それに対して、ビットバンクはブロックチェーンを活用して取引を行う技術を持っているため、両者の得意分野を掛け合わせることによって、より魅力的なNFTを築くことができると言われています。
ミクシィはゲームに関するノウハウを持っているため、モンスターストライク以外にも多くのゲームをリリースする可能性が高いということができるでしょう。
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まとめ
いかがでしたか?2021年9月にビットバンクとミクシィが業務提携したことは大きな話題となりました。
そのため、今後の両者の発展が気になっているという方は多いでしょう。
ブロックチェーン技術を持っていて、国内投資家からの人気も高いビットバンクと、現在世界的に人気のあるスマホゲームを運用しているミクシィが手を結ぶことによって、魅力的なNFTゲームが完成すること間違いないと言えるでしょう。
現在、NFTは大きな注目を集めているので、今後の進捗から目が離せません。