2022.06.24NFT

NFT界のメルカリ WAX(ワックス/WAXP)の特徴や将来性

WAX(ワックス/WAXP)の概要

シンボル:WAXP

価格:11.65円(2022年6月18日現在)

時価総額:24,412,757,982.31円

時価総額ランキング:122位

公式サイト:https://on.wax.io/wax-io/

 

WAX(ワックス/WAXP)は、「OPSkins」という世界最大規模のゲーム内アイテム売買サイトが開発した仮想通貨プロジェクトです。

アイテムをNFTにして売買することも可能で、独自トークンのWAXPを使って安い手数料で取引することが可能、NFTブームの影響で2021年3月に300%以上も価格が上昇しました。

 

WAX(ワックス/WAXP)の特徴

世界的有名でICO額90億円のOPSkinsにより立ち上げられた

WAXは、世界的な知名度が高く、3万人からICO額も90億円のOPSkinsによって立ち上げられました。

OPSkinsは2015年にゲーム内スキンをリアルマネーで売買できるサイトとして登場し、2018年にはCS:GO(カウンターストライク:グローバルオフェンス)というゲームのスキンが約650万円という高額で取引されるなどで一躍有名になりました。

2021年にはNFTブームにより時価総額が300%上昇しました。

ただ、高額なスキンを懸けてゲームを行うスキン賭博やPCゲームプラットフォーム「steam」からの知的財産の使用中止警告などの問題も起こりました。

また、OPSkinsはWAXと統合され、単体として存在しません。

 

独自トークン「WAXP」にて自由度が高い売買が可能に

WAXは、独自トークンWAXPを発行しており、NFTを用いてゲーム上のアイテムを手数料を抑えて売買することができます。

 

ブロックチェーンによる分散化で高いセキュリティと高い取引の透明性、買い手と売り手を直接繋げることでNFT売買を低コストが可能となっています。

メルカリやヤフオクのように簡単に売買できます。

また、自分で描いたイラストや撮影した写真などをNFT化して販売することができ、一定量であればガス代が無料でNFTの発行と販売が可能です。

 

さらに、手数料が抑えられているためボラティリティを気にせず取引ができます。

 

有能なブロックチェーン

WAX自体、イーサリアムを活用してNFT化を図りましたが、スケーラビリティ問題がネックとなりました。

そこでイーサリアムキラーと言われるEOSをベースとして独自でブロックチェーンを作りました。

仮想通貨業界で権威のある、Dappによると、2020年に注目すべき9つのブロックチェーンにランクインをしているほど実力があるブロックチェーンとなっています。

 

EOSbet(Earnbet)、Prospectors、Karmaなど、EOS上に構築された主要で最もアクティブなdappsのほとんどは、Waxブロックチェーンへの移行を発表しました。

 

SALTと提携

2018年に金融プラットフォームのSALTは、WAXPを担保にキャッシングローンを組むことを認めました。

SALTは、ビットコインやイーサリアムなど仮想通貨を担保に、米ドルなどの法定通貨を融資できるプラットフォームです。

SALTは、SALTトークンを発行しており、時価総額ランキング130位前後となっています。

WAXPが担保にできるというだけで信用度があると判断されたとわかります。

 

ステーキングが可能

大量の通貨を長期間保有されることで価格上昇も考えられます。

 

 

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WAX(ワックス/WAXP)の価格推移

2021年3月には、NFTの保護施策としてIPFSやWAX Blockchainと連携することで信頼性も向上し、価格は7円台から一気に39円台まで伸びています。

2021年8月には海外大手取引所のバイナンスへ上場することで20円台から53円台まで1日で急騰しました。

ちなみにバイナンスではWAXP/BTC、WAXP/BNB、WAXP/BUSD、WAXP/USDT トレードペアのオープン取引が可能です。

2021年11月には、NFT市況の高まりやイーサリアム(ETH)の価格上昇に影響を受け112円台の2021年最高値を更新しました。

ここまで、2021年初期から比べると15倍程度価格が上がりました。

ただ、2022年1月には2021年末から徐々に下落し、50円台を推移となっています。

 

NFT需要の拡大で追い風もあり今後もその恩恵を受けやすいでしょう。

 

WAX(ワックス/WAXP)の将来性

NFT市場が注目されている

NFT市場の盛り上がりが凄まじく、NFTの技術と将来性に期待を寄せる人が多くなっています。

NFTアートだけでも79億円で落札されるほか、取引総額も多くなっています。

もちろん、ゲームのNFTの取引も活発しています。

 

提携会社が多い

提携会社は有名なところも含め

・Robot Cache(ロボットキャッシュ)

・カプコン

・EOSBet(世界最大級のギャンブルプラットフォーム)

・Splinterlands(ゲーム系の仮想通貨)

・deadmau5(読み方はデッドマウス。ミュージシャン系)

・Atari(アメリカの人気ゲーム会社)

・Topps(トレーディングカード)

 

ダウンロード版のゲームを転売できるようになるなど次々と提携をおこなっています。

海外のオンラインゲームで流通しているアイテムが中心ですが、例えば、カプコンの場合ストリートファイターのキャラクターを販売しており、カプコンには他にもモンスターハンターやバイオハザードが人気のため今後の販売に期待できます。

 

また、PUBGやH1Z1、Dota2などのアイテムも豊富になっており、イーサリアムを用いた分散型ゲーム「Cryptokitties」のアイテムも取り扱われています。

CryptoKittiesはブロックチェーン技術を用いた育成ゲームで、猫のキャラクターを交配させて新しいキャラクターを作ります。

ゲーム内で育成された猫の中でも2018年6月に253ETH(当時のレートで約1300万円)で落札されています。

新規取引所への上場

業界で審査が厳しいことで知られている海外大手取引所BINANCEに上場しており、BINANCEに上場したトークンは価格が急騰することで有名です。

また、2026年には270円台や320円台と海外の投資家は予想しています。

 

ロードマップの公開

多くのロードマップが公開されており、下記の流れになります。

・Development(Altcoins Support)

・New Product(One stop for WAX NFTs)

・New Product(WAX.io revamp)

・Development(DeFi Completion)

・WAX Product(WAX Cloud Wallet 3.0)

・WAX Product(WAX Cloud Wallet Mobile)

・Mass Adoption(Accessibility to WAXP in WAX Cloud Wallet)

 

WAX(ワックス/WAXP)の購入方法

国内取引所では取り扱いがなく、海外取引所での購入となります。

対応の取引所は、BINANCE、Huobi、Kucoinとなります。

 

あらかじめ国内でWAX(ワックス/WAXP)が購入できる仮想通貨を取引所にて購入し、海外取引所に送金した上でWAX(ワックス/WAXP)を購入する形になります。

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著者プロフィール

NEXT FINANCIAL INNOVATION株式会社 代表取締役 菊山 敬太郎
大学在学中にカナダに海外留学を経て、その後税理士法人で勤務しながら大学院で法学研究科を卒業後、経済情報研究科にも進学し経済を学ぶ。
税理士事務所で勤務と同時に2020年6月にメディア運営の法人会社を設立する。

仮想通貨歴
2017年に仮想通貨の投資に参加。
仮想通貨の売買するだけではなくブロックチェーンの素晴らしさを広めたくなり2021年9月にブログを開設しました。
仮想通貨について15以上取引所を開設し、100種類以上の通貨を売買を継続中。仮想通貨、NFT、DeFi、DAO、GameFi、web3.0などブロックチェーンに関わる分野を色々調べて仮想通貨ブログを運営しています
2024年1月に向けてSNS、WEB3.0、メタバース、NFT、データ解析の仕事ができる企業及び個人と依頼したい企業及び個人の懸け橋となるサイト
【TARIRU】を現在制作中。