2022.06.24通貨名

ローンチと共に上場し暴騰したape(apecoin)とは?

ape(apecoin)とは?

シンボル:APE

価格:573.40円(2022年6月20日現在)

時価総額:171,751,862,355.60円(2022年6月20日現在)

時価総額ランキング:37位

取り扱い取引所:バイナンス、コインベース、フォビ

公式サイト:https://apecoin.com/

 

ape(apecoin)はapecoin DAOによって、2022年3月17日にローンチされた仮想通貨で、Web3.0の最前線にある分散型コミュニティ構築を強化するための、APEエコシステム内で使用されるERC-20ガバナンスおよびユーティリティトークンです。

 

暇な類人猿がモチーフにした大人気NFTコレクションの「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」を販売する「Yuga Labs」が発行する暗号資産(仮想通貨)で、文化・ゲーム・経済活動に活かされるトークンとして利用される予定です。

 

そのため、世界中の仮想通貨トレーダーから注目されており、2022年5月にはイーロンマスク氏がtwitterのプロフィール画像をApeCoinにしたり、世界の有名人やセレブが購入しているNFTで、高いものは1つのNFTが数千万円で取引されています。

 

また、派生プロジェクトとしてMAYC(Mutant Ape Yacht Club)も同じように人気です。

 

ape(apecoin)の特徴

ゲーム内通貨として利用される

ape(apecoin)はゲーム内で使われるトークンとして採用され、BAYCやMAYCなどのAPEブランドのガバナンストークンです。

アクションアドベンチャーゲーム、「Benji Bananas」内のトークンとして導入が決定され、その他ape(apecoin)を保有すると

・資金の活用方法のアイデアや提案の提出

・システムの変更の提案

・提案に対する投票

が可能となります。

 

エアドロップが行われた

APEの総発行枚数は10億枚となっており、内訳は以下のとおりです。

・チャリティー:1%(1,000万枚)

・BAYC創設者:8%(8,000万枚)

・プロジェクトに貢献した企業:14%(1億4,000万枚)

・Yuga Labo社:15%(1億5,000万枚)

・一般販売:47%(4億7,000万枚)

 

この中に、BAYC/MAYCへのエアドロップ15%(1億5000万枚)が含まれています。

その中でも保有しているNFTの種類により保有しているNFTの種類とエアロドロップされた額は下記になります。

・BAYC保有者:10,094 枚(約1,600万円)

・MAYC保有者:2,042 枚(320万円)

・BAYC+Kennel Club(BAKC)保有者:10,950 枚(約1,800万円)

・MAYC+Kennel Club(BAKC)保有者:2,898 枚(約480万円)

 

エアドロップを行うことで価格も上昇し、今後も優遇措置がある可能性もあります。

ちなみに、Kennel Clubとは、Bored Ape Kennel Clubと呼ばれるBAYCの派生プロジェクトになっており、犬がモチーフのNFTプロジェクトです。

 

上場初日には50倍の暴騰をした

上場初日、50倍以上の価格となり、始値が1USDTだったのが高値で28USDTになりました。

 

BAYCやMAYCの効果もあり、ローンチと同時に大手海外取引所に上場

BAYCやMAYCは非常に人気があり、世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaの取引高ランキングでは、BAYCが2位、MAYCが3位と上位を独占しています。

ローンチしてすぐに大手海外取引所に上場するコインは稀です。

ローンチと同時に上場した取引所は下記になります。

・Binance

・Bybit

・Kraken global

・Crypto.com

・Huobi Global

 

ただ、BAYCやMAYCのNFTプロジェクトの人気がなくなると、APEの価値も下落する可能性が高いです。

 

 

海外の取引所
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ape(apecoin)の現在の価格動向

上場したその日に最高値40ドルとなりましたが、価格が落ち着き、4月には28ドルまで上昇しました。

5月にBAYCの開発元が、メタバースプロジェクト「Otherside Metaverse」の土地価格をオークション形式ではなく、固定価格での販売を告知したことが要因で、価格が乱降下しました。

今は価格が安定して7ドル付近で推移しています。

 

ape(apecoin)の今後の見通し・予想

大手取引所へ複数上場を果たしている

2022年3月17日に、海外大手取引所BINANCE、Bybit、FTX、Gate.ioへ同時に上場しました。

審査が厳しいとされるBINANCEにも上場していることも将来性があると言えます。

 

サービスや商品の支払いに対応する可能性がある

米TIME誌の購読利用が可能で、そのように、支払いサービスや商品に対応する可能性があります。

実際に、ApeCoinDAOのガバナンストークンとしての役割があるほか、ape(apecoin)はBAYCにおけるエコシステムを利用するためのトークンとしても使われる予定です。

 

また、対応する支払いが多くなればなるほど流通量が多くなります。

 

ApeCoin DAOの運営メンバーが豪華

ape(apecoin)の運営はApeCoinDAOのメンバーによる投票で方針が決まり、財団のボードメンバーが豪華です。

apecoin DAO主要メンバーが下記になります。

・アレクシス・オハニアン(Reddit共同創設者)

・エイミー・ウー(FTX内のベンチャー&ゲーミング責任者)

・ヤット・シウ(Animoca Brands共同創業者)

 

メンバーの人それぞれ重要な地位の方と期待できます。

 

資金調達額550億円

開発者のYuga Labs社は550億円の資金調達に成功しています。

下記が参加している企業などです。

・FTX

・a16z crypto

・Animoca Brands

・The Sandbox

・LionTree

・Sound Ventures

・Thrive Capital

・MoonPay

・adidas

参加している企業などには聞いたことがある名前もあるという人も多いでしょう。

 

多数のコラボレーションとメタバース進出

2022年3月現在で、コラボレーションが決まっているプロジェクトの一例は以下になります。

・「Otherside」でAPEが利用可能

・Benji BananasをプレイするとAPEがもらえる

・世界的なラッパーであるSnoop Doggの音楽NFTをAPEで購入可能

 

Othersideは2022年3月19日に、BAYCを手掛けるYuga Labs社のツイッターで発表されたプロジェクトで、メタバースへ進出します。

Othersideに登場したNFTプロジェクトは下記になります。

 

メタバースの需要と今後のコラボレーションにより価格上昇も期待できます。

 

ape(apecoin)を取引できる取引所

ape(apecoin)は日本国内では取引できず、海外取引所での取引となります。

いかがape(apecoin)で取引できる海外取引所です。

・BINANCE

・Huobi Global

・Coinbase Exchange

・KuCoin

 

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著者プロフィール

NEXT FINANCIAL INNOVATION株式会社 代表取締役 菊山 敬太郎
大学在学中にカナダに海外留学を経て、その後税理士法人で勤務しながら大学院で法学研究科を卒業後、経済情報研究科にも進学し経済を学ぶ。
税理士事務所で勤務と同時に2020年6月にメディア運営の法人会社を設立する。

仮想通貨歴
2017年に仮想通貨の投資に参加。
仮想通貨の売買するだけではなくブロックチェーンの素晴らしさを広めたくなり2021年9月にブログを開設しました。
仮想通貨について15以上取引所を開設し、100種類以上の通貨を売買を継続中。仮想通貨、NFT、DeFi、DAO、GameFi、web3.0などブロックチェーンに関わる分野を色々調べて仮想通貨ブログを運営しています
2024年1月に向けてSNS、WEB3.0、メタバース、NFT、データ解析の仕事ができる企業及び個人と依頼したい企業及び個人の懸け橋となるサイト
【TARIRU】を現在制作中。