2022.05.04基礎知識

《税理士監修》仮想通貨の税金計算 クリプタクトの使い方 登録やAPI連携ほか

今回の記事は顧問税理士監修して頂き記事にさせて頂きました。

 

株式会社Cryptact(クリプタクト)とは2018年1月設立した会社です。

 

創業メンバー3人は元ゴールドマン・サックスで前職ではヘッジファンドと呼ばれる絶対収益型のファンドで運用を担当しており、そのシステム開発を行うエンジニアでした。

クリプタクトの使い方は短時間ででき、簡単なものの、その計算内容は特殊な性質から複雑で難易度の高いものです。

 

 

今回は、そんな制度の高い計算を行うクリプタクトの使い方についてご紹介します。

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クリプタクトの登録方法

まず、公式サイトから (https://grid.cryptact.com/signup) アカウント登録を行います。

登録はメールアドレス、ユーザー名、パスワードを設定することで簡単に行うことができ、「利用規約に同意する」などにチェックを入れ登録をクリックします。

その後、登録したメールアドレス宛にメールが届くため、「メールアドレスを確認」をクリックしてログインすることで登録が完了します。

 

また、後でも大丈夫ですが2段階認証設定が可能です。

 

クリプタクトの使い方

取引履歴のダウンロード

まず、税金を計算するためには取引履歴のデータが必要になり、その準備を行います。

公式ページからも取引履歴のファイルのダウンロード方法が説明されているためその通りに進めて準備を行うこともできます。

 

今回はビットフライヤーの例でファイルのダウンロード方法をご紹介します。(他の取引所でも流れは同じです)

ビットフライヤー公式サイトにログインし、サイト左のメニューから「お取引レポート」を選択し、『お取引レポートのダウンロード』を選択します。

 

次に、レポートを申請することになりますが、レポートには以下の4種類があります。

・すべてのお取引

・Lightningの全履歴

・証拠金の履歴(1日毎)

・充当履歴

 

それらのレポートを『申請』して少しするとcsvファイルをダウンロードできるようになります。

FX、先物取引をした場合は、全種類をダウンロードし、そうでない場合「すべてのお取引」のみダウンロードします。

 

未分類取引の場合

未分類取引とは、アップロードされた全てのファイルを集計する過程で、クリプタクトが処理出来なかった取引のことです。

この取引があれば正確な損益が計算できないため解決する必要があります。

 

取引の赤い四角のバツ印にカーソルを合わせると、要因が表示されるため、要因ごとに対応が必要です。

 

一番多い未分類取引がポジション不足か空売りによる未分類です。

ポジション不足の場合は、未分類取引の中で一番古い日付以前に所得したかどうか確認し、アップロードします。

空売りによる場合は、未対応取引所での取引や、暗号資産特有の取引の場合はカスタム取引にて対応します。

 

次に、カスタム取引でつまづいてしまう場合の解消法をご紹介します。

まず、Price欄に取引総額を記入してしまう場合は、単価にします。

取引所別の損益がでない場合は、暗号資産の特性上、取引所間の送金もできるため、そもそも取引所別には計算できないです。

そのため、取引をすべてアップロードして初めて計算可能となります。

 

送金と入金のアップロードができない場合は、元々損益計算に送金と入金は不要です。

しかし、送金手数料が発生している場合は減少してしまうためアップロードが必要です。

 

未対応コインがある場合は、リクエストを送ってもらい、リクエストが届くまではダミー略称で対応します。

 

価格欠落の場合は少し待って再計算するか、法定通貨を介した二段階取引にすると解決します。

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クリプタクトで損益を計算する方法

各種csvファイルのダウンロード終了後に、クリプタクトにログインします。

「取引履歴一覧(旧tax@cryptact)」を選択し、「取引履歴追加」から「取引履歴をアップロード」と順に選択します。

取引履歴一覧の『歯車マーク』から帳簿設定ができ、個人は総平均法、法人は移動平均法を選択します。

 

アップロードを選択し、取引所の中からビットフライヤーを選択し、用意した取引履歴のファイルをドラッグ・アンド・ドロップしてアップロードします。

また、空のファイルはアップロード不要で、アップロードしたとしても「ファイルが空です」とエラーが出て先に進めません。

さらに、「必要情報を入力して有料版にしましょう」と出た場合はプランのアップグレードが必要です。
取引件数の上限を超えると表示されるようです。

ちなみに、アドバンスプランの場合、年間55,000円でDeFiの損益が自動で計算できます。

 

以上で、取引履歴から計算が完了となり、「取引履歴一覧(旧tax@cryptact)」を選択すると、アップロードしたファイルを反映した取引一覧と損益が確認できます。

ちなみに、画面上部に対象年度の実現損益の金額が表示されます。

 

削除方法について

取引データ履歴の削除を行う際は「取引履歴追加」の左側にあるゴミ箱アイコンを選択します。

blobid0.png

アップロードされているカテゴリごとのリストと年度を選択するか、リストと年度を組み合わせて選択して削除します。

全取引履歴の削除方法について

同じようにゴミ箱アイコンを選択し、「全取引データを削除するにはここをクリックしてください」を選択し、「全データ削除」を選択して削除します。

blobid2.png

 

基本的なAPIの連携方法

API連携でも取引履歴を取得することができ、自動で取引履歴が同期されるためファイルをアップロードせず便利に計算することができます。

特に取引回数が多い人に便利です。

 

同期できる取引所は下記になります。(海外取引所の同期は有料プラン登録が必須です)

 

APIを連携するにはまず、クリプタクトにログイン後、左の「仮想通貨損益計算・確定申告サポート」の下の「取引履歴一覧」から「取引履歴追加」を選択します。

 

mceclip0.png

 

すると追加方法にて「取引所にAPI接続する」を選択します。

mceclip1.png

API接続を希望する取引所を選択します。

そして、取引所から取得したAPIキーを入力して送信します。(この時点で取得したい取引履歴を選択することが可能で、API送信後は取引履歴取得の変更ができません)

mceclip0.png

すると、新たに取引した場合は「同期する」を選択すると反映されますが、新しい取引出ない場合は自動で反映されません。

取引履歴一覧に戻ると反映されていることを確認できます。

mceclip6.png

 

プラン料金

無料の場合、年間取引件数が50件までアップロード時のファイル容量が50GBまでとなります。

お試しプランの場合、年間8,800円で年間取引件数500件まで、カスタム取引・取引編集・取引履歴データ保持・期末時点の時価評価表示・取引履歴一覧ダウンロード・詳細設定可能、アップロード時のファイル容量は同じで少し便利に利用できます。

 

そのほか取引件数やアップロード時のファイル容量がもっと多くなったり、海外取引所の自動対応機能・カスタム取引のサブカテゴリー利用・DeFi取引・法人評価損益対応の機能が増えたりなどもっと便利になります。

 

注意点

使い方として注意点なのは、対応ブラウザはChrome/Firefox/Safariとなります。

また、ファイルダウンロード後、ファイルを開いたりして編集すると破損してアップロードできないことがあります。

海外取引所の場合、ダウンロードした取引履歴が日本時間にならない場合もあるため。時間を確認してアップロード画面で選択し、アップロードする必要があリます。

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著者プロフィール

NEXT FINANCIAL INNOVATION株式会社 代表取締役 菊山 敬太郎
大学在学中にカナダに海外留学を経て、その後税理士法人で勤務しながら大学院で法学研究科を卒業後、経済情報研究科にも進学し経済を学ぶ。
税理士事務所で勤務と同時に2020年6月に資金調達及びメディア運営の法人会社を設立する。

仮想通貨歴
2017年に仮想通貨の投資に参加。
仮想通貨の売買するだけではなくブロックチェーンの素晴らしさを広めたくなり2021年9月にブログを開設しました。
仮想通貨について15以上取引所を開設し、100種類以上の通貨を売買を継続中。仮想通貨、NFT、DeFi、DAO、GameFi、web3.0などブロックチェーンに関わる分野を色々調べて仮想通貨ブログを運営しています