2023.06.15基礎知識

《税理士監修》仮想通貨の税金計算「クリプタクト」の登録やAPI連携

仮想通貨の取引を行って利益を出すと、その分の税金を支払わないといけません。
確定申告はもちろん自分で計算して行うこともできますが、普段サラリーマンや主婦の方は確定申告を行う必要はありませんし、税制に関する詳しい知識も持っていないので、正確に必要な数字を導き出すのは難しいでしょう。

そんな時に役に立つのが、仮想通貨の税金計算を行うことができる「クリプタクト」というサービスです。
そこで今回は、クリプタクトについて詳しく解説していきましょう。

今回の記事は顧問税理士に監修して頂き、正確な情報を記事にさせて頂きました。

 

目次

株式会社クリプタクトとは?

株式会社Cryptact(クリプタクト)とは2018年1月設立した会社です。

 

創業メンバー3人は元ゴールドマン・サックスで前職ではヘッジファンドと呼ばれる絶対収益型のファンドで運用を担当しており、そのシステム開発を行うエンジニアでした。

クリプタクトの使い方は短時間ででき、簡単なものの、その計算内容は特殊な性質から複雑で難易度の高いものです。

 

 

今回は、そんな制度の高い計算を行うクリプタクトの使い方についてご紹介します。

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仮想通貨の損益計算が難しい理由

仮想通貨の取引を行う場合、損益計算をする必要があります。
それは確定申告を行わなければいけないからです。

サラリーマンの場合、会社が代わりに税金の計算をして給料から天引きしてくれているので、あまり意識していない方も多いでしょう。
しかし、投資で利益が出た場合にはその分の計算を行って、自分で必要な税金を支払う必要があります。

ただ、仮想通貨の損益計算は難しいので、自分で正確に行えないという方もいるようです。

 

仮想通貨の損益計算が難しい理由
・複数の取引所で取引を行うので計算が面倒になる
・取引の種類が豊富なので大変
・時価を把握するのに手間がかかる

そこでここからは、仮想通貨の損益計算が難しい理由について詳しく見ていきましょう。

 

複数の取引所で取引を行うので計算が面倒になる

仮想通貨の取引を行うことができる取引所は、国内・海外にたくさんあります。
それぞれ異なる特徴がありますし、上場している通貨も違いがあります。

そのため、複数の取引所を利用するという方も多いでしょう。
しかし、複数の取引所を使うと、余計に計算が面倒になってしまいます。

この状態で正確に損益の計算を行おうとすると、専門家であっても膨大な時間がかかると言われています。

 

取引の種類が豊富なので大変

仮想通貨の取引は、安い時に買って高い時に売るという現物取引以外にも、信用取引やステーキング、マイニング、レンディングといったさまざまな取引方法が用意されています。
それぞれ利益の出方は異なりますし、価格の違いもあります。

この取引をすべて正確に把握して計算するのは難しいでしょう。

 

時価を把握するのに手間がかかる

仮想通貨の損益計算は、以下の計算式で行います。

 

損益額=仮想通貨の売却価格(時価)-取得価格(平均取得価格×売却数量)

しかし、複数の取引所をまたいで取引を行う場合、両者の取引所は必要な情報を把握することができなくなってしまいます。
そのため、なかなか正確に数値を出すことができないのです。

 

 

仮想通貨の損益計算を行うための3つの方法

仮想通貨の損益計算は複雑なので、どのように対応するのは不安に思っている方もいるでしょう。
そのような方におすすめの方法を3つご紹介していきます。

 

仮想通貨の損益計算を行うための3つの方法
・自分で計算を行う
・税理士に依頼する
・損益計算ツールを利用する

 

それぞれの手法の特徴やメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った方法を選びましょう。

 

自分で計算を行う

仮想通貨の損益計算は複雑なので、素人の方が自分で行うのはかなり難しいといえるでしょう。
しかし、国税庁が仮想通貨の計算書をExcelファイルにして公表しているので、それを利用して行うことも可能です。

無料で行うことができるので、お得に感じるでしょう。
ただ、複数の取引所を利用している場合やマイニングやステーキングを利用している場合、計算ができないようです。
そのため、単純な売買のみを行っているライトなユーザ―向けだといえるでしょう。

また、ある程度税金の知識がなければ行うことはできないので、しっかりと勉強しておくことが重要です。
自分で計算する分、ミスがあることも予想できるので、注意しておきましょう。

 

税理士に依頼する

税理士は税金のプロです。
そのため、個人事業主や企業の方でも税理士に依頼する方が多くいるように、仮想通貨の計算も税理士に依頼して行ってもらうことができます。

税理士に依頼した場合、仮想通貨の損益計算はもちろんですが、確定申告の作成まですべてお願いできます。
その上、税務調査が入った場合でも税理士に対応してもらえるので、安心でしょう。

しかし、仮想通貨はまだ登場してきたばかりの通貨なので、対応している税理士が少ないと言われています。
また、費用も10~50万円程度かかるため、費用面の負担は大きくなってしまうでしょう。

 

損益計算ツールを利用する

損益計算ツールとは、自分の仮想通貨の取引を入力することによって、自動で損益計算を行ってくれるツールのことです。
年間の取引が多い方でも簡単に行うことができるので、幅広い層の仮想通貨投資家が利用しています。

損益計算ツールはパソコンやスマートフォンを使って入力を行うだけなので、初めて仮想通貨の確定申告を行う方でも気軽にチャレンジすることができるでしょう。
費用も税理士に頼むよりもお得になっているので、安心して利用することができます。

しかし、仮想通貨はまだ登場してきたばかりの通貨なので、損益計算を行うことができる専門のツールは多くありません。
その1つが、クリプタクトです。

初めての方でも簡単に使える仕様となっているのでおすすめですし、79の取引所に対応しているので、どの取引所を利用している方でも使いやすいでしょう。
正確で簡単に損益を計算したい方には、損益計算ツール「クリプタクト」がおすすめです。

 

仮想通貨の税金計算にクリプタクトを利用するメリット

先ほども解説したように、仮想通貨の税金計算は自分で行うこともできますし、税理士に任せることも可能です。
そのような中でクリプタクトを利用するメリットはどのような点でしょうか?

 

クリプタクトのメリット

・一定の取引まで無料で行うことができる
・50種類の仮想通貨取引所に対応している
・4000種類以上の仮想通貨の計算が可能
・損益通算の計算ができて便利
・さまざまな取引スタイルの計算ができる

 

そこでここからは、仮想通貨の税金計算にクリプタクトを利用するメリットについて詳しく見ていきましょう。

 

一定の取引まで無料で行うことができる

クリプタクトの1番のメリットは、登録・利用が無料でできるという点です。
確定申告の作成サイト等を見てみても、一定の費用がかかるというケースがほとんどです。

しかし、クリプタクトは一定の取引まで無料で使うことができるので、便利だと感じている方が多いようです。
クリプタクトでは無料プランと有料プランが用意されているので、有料版に比べると制限されている部分があります。

 

クリプタクトの無料プランで行える内容
・年間50件の取引登録
・国内取引所もしくは販売所のデータ登録
・容量50M以内のファイル添付

ただ、時々仮想通貨の取引を行うという程度であれば、無料プランでも十分に活用することができます。

まずは無料プランを使ってみて、取引数が増えたら有料プランに変更するというのも1つの方法でしょう。

 

50種類の仮想通貨取引所に対応している

クリプタクトでは、50種類以上の取引所や販売所に対応しています。
国内だけではなく海外の取引所も用意されていますし、有名なものからマイナーなものまで取り扱われています。

気になるという方は、自分が使っている取引所がクリプタクトに対応しているのか事前に確認しておくといいでしょう。

 

世界的に人気のあるバイナンスとAPI連携をしている

クリプタクトは、2021年11月に世界的に人気のある取引所「バイナンス」とAPI連携を行っています。
API連携とは、アプリケーション間でデータや機能を連携することができる仕組みです。

このことによって、バイナンスを使っているユーザーは損益計算をリアルタイムで確認することができるようになり、便利になったと考えられています。
バイナンスは扱っているコインの数も多くて信頼度も高い海外取引所なので、クリプタクトを使っている方にはおすすめです。

 

4000種類以上の仮想通貨の計算が可能

2010年に初めてこの世界に登場した仮想通貨は、年々その数が増えてきています。
そのため、中には知名度の高いビットコインやイーサリアム以外に、草コインの取引をしているという方も多いのではないでしょうか?

クリプタクトはさまざまなコインの取引に対応できるように、4000種類以上が登録されています。
このような環境が整っていれば、マイナーな草コインの取引をしていても簡単に損益の計算を行うことが可能です。

他にも仮想通貨の計算ができるサイトは登場してきていますが、これほど仮想通貨の量が少ないことはほとんどないので、安心して利用することができるでしょう。

 

損益通算の計算ができて便利

仮想通貨の取引では、株の取引のように証券会社が取引の記録や損益通算を行ってくれる口座はありません。
そのため、仮想通貨の投資を行う際には、トレーダーが自分で損益を計算した上で確定申告を行うことが必要となります。

そのような時に便利なのが、クリプタクトです。
クリプタクトでは、自分が登録している取引所・販売所ごとに取引を管理することができるシステムが用意されています。
それを使えば、複雑な損益通算の計算を一瞬で行うことができるのです。

もちろん確定申告の際にも便利に使うことができますが、普段の自分の取引の状態を簡単にチェックできるので、メリットが多いと考えられているようです。

 

さまざまな取引スタイルの計算ができる

仮想通貨では、現物取引だけではなく証拠金取引やレンディング、ステーキングなどさまざまな取引スタイルが用意されています。
そのため、自分に合った取引スタイルを選択して行います。

このような取引を行っている方でも、クリプタクトを使えば簡単に取引を行うことができるので、便利だと言えるでしょう。

 

クリプタクトを利用する際の注意点

クリプタクトは、さまざまな魅力のある仮想通貨計算ソフトです。
しかし、利用する際には注意しておかなければいけない点もいくつかあります。

 

クリプタクトを利用する際の注意点

・スマホアプリは用意されていない
・プランによっては費用が高額になっている
・DeFiの入力は面倒に感じることが多い
・ウォレットによっては対応していないものもある

 

そこでここからは、クリプタクトの注意点について詳しく見ていきましょう。

 

スマホアプリは用意されていない

クリプタクトは、あくまでもブラウザ上で使うことができる損益計算ツールです。
そのため、スマホアプリは用意されていません。

もちろんスマホで記録を行うことは可能ですが、その場合もブラウザを使わなければいけないので注意しておきましょう。
対応ブラウザはChrome/Firefox/Safariと限定されているので、この中から使いやすいものを選ぶ必要があります。

取引所からダウンロードするファイルはスマホでは開かないこともあるようなので、パソコンから操作をすることをおすすめします。

 

プランによっては費用が高額になっている

クリプタクトには、「無料プラン」「お試しプラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」「アドバンスプラン」「プレミアムプラン」「億り人プラン」の7つの種類が用意されています。
プランによって使える機能は異なってくるので、自分に合ったものを探す必要があるでしょう。

もちろん無料プランを選択すれば、無料で損益計算を行うこともできますが、有料プランの場合は費用の負担が発生します。
最も高額のプランは年間20万以上となっているので、内容と金額を事前にしっかりと検討した上で契約を行うようにしましょう。

また、プランは利用してみてからアップグレードすることもできるので、まずは無料や安いプランから試してみることをおすすめします。

 

DeFiの入力は面倒に感じる方が多い

基本的には、クリプタクトへの入力は取引所からダウンロードしたデータをアップロードするだけで可能です。
しかし、DeFiは入力する項目が多岐に渡るので、取引内容によっては手動で入力が必要となることもあるようです。

内容によっては面倒に感じたり、思ったよりも時間がかかることもあるので、大変だったと感じている方もいるようです。
クリプタクトを使ったからといって、すべてを簡単に行えるわけではないことを理解しておきましょう。

ただ、クリプタクトは業界の中でもいち早くDeFi機能を取り入れていて、定期的にアップデートも行っています。
今後、より便利にDeFiが入力できるように改変される可能性も高いので、期待して待っておきましょう。

 

ウォレットによっては対応していないものもある

クリプタクトでは、ダウンロードしたデータをアップロードするだけで簡単に入力することが可能となっています。
そのため、利用したいと考えている方もいるでしょう。

しかし、中にはまだ対応していない仮想通貨ウォレットやブロックチェーンもあるようです。
そのようなものを使っている方の場合、クリプタクトの機能を最大限に活かせないこともあります。

もちろん対応していないからクリプタクトを全く利用できないというわけではありませんが、カスタム取引という機能を使ってすべて手作業で入力する必要があるので、時間も手間もかかってしまうでしょう。
ただ、クリプタクトでは需要が高くなってきているサービスやチェーンへの対応を進めているので、今後サポートが拡大する可能性は十分にあると言えます。

 

問い合わせに対して返信が遅いこともある

クリプタクトを実際に利用している方の口コミを見てみると、疑問点を運営側に問い合わせた時に、その返信が遅かったという声が見られました。
そのため、問い合わせをしたのにも関わらず、なかなかレスポンスが得られない可能性もあると言えるでしょう。

特に確定申告が必要となる時期には作業をする方が多いため、窓口に問い合わせを行う方が増えるようです。
このような時期には問い合わせの返信が遅くなってしまうこともあるので、余裕をもって損益計算を行っておくことをおすすめします。

クリプタクトの問い合わせ時間は、平日の10時~17時となっています。
この時間内に問い合わせをしておくといいでしょう。

 

 

クリプタクトの登録方法

ここまでは、クリプタクトを利用するメリットについて具体的にご紹介していきました。
実際に使ってみたいと考えている方もいるのではないでしょうか?

 

クリプタクトの登録方法

・公式サイトにアクセスする
・メールアドレスとパスワードを設定する
・メールアドレス認証を行う

 

そこでここからは、クリプタクトの登録方法について具体的に見ていきましょう。

 

公式サイトにアクセスする

クリプタクトに登録する場合、公式サイトから (https://grid.cryptact.com/signup) アカウント登録を行います。
実際に開いて見ると、右上に登録をスタートするボタンが用意されているので、そこをクリックして始めます。

 

メールアドレスとパスワードを登録する

登録はメールアドレス、ユーザー名、パスワードを設定することで簡単に行うことができます。
自分が登録したい内容を入力したら、「利用規約に同意する」などにチェックを入れて登録をクリックします。

この時に間違ったメールアドレスを入力すると、手続きが進まないので注意しておきましょう。

 

メールアドレス認証を行う

情報を登録しただけでは、仮登録のみとなっています。
そのため、メールアドレス認証を行います。

登録したメールアドレス宛にメールが届くため、「メールアドレスを確認」をクリックしてログインします。
そのことで、登録が完了します。

また、後でも大丈夫ですが2段階認証設定が可能です。

 

クリプタクトの使い方

クリプタクトは、さまざまな利用方法があります。

 

クリプタクトの使い方

・取引履歴のダウンロード
・未分類取引の解消
・コイン残高を確認する

 

ではここからは、クリプタクトの使い方について詳しく見ていきましょう。

 

取引履歴のダウンロード

まず、税金を計算するためには取引履歴のデータが必要になります。
その準備を最初に行っていきます。

公式ページからも取引履歴のファイルのダウンロード方法が説明されているため、その通りに進めて準備を行うこともできます。

今回はビットフライヤーの例でファイルのダウンロード方法をご紹介します。(他の取引所でも流れは同じです)

まずはビットフライヤー公式サイトにログインし、サイト左のメニューから「お取引レポート」を選択し、『お取引レポートのダウンロード』を選択します。

次に、レポートを申請することになりますが、レポートには以下の4種類があります。

 

・すべてのお取引

・Lightningの全履歴

・証拠金の履歴(1日毎)

・充当履歴

 

それらのレポートを『申請』して少しすると、csvファイルをダウンロードできるようになります。
FX、先物取引をした場合は、全種類をダウンロードし、そうでない場合「すべてのお取引」のみダウンロードします。

取引所によってアップロード方法は異なりますが、どこも丁寧なマニュアルが用意されているので、説明に沿って手続きを行えば簡単に手続きを済ませることが可能です。

 

未分類取引の解消

未分類取引とは、アップロードされた全てのファイルを集計する過程で、クリプタクトが処理出来なかった取引のことです。
この取引があれば正確な損益が計算できないため、解決する必要があります。

まずは、未対応の取引所を含め、すべての取引履歴をアップロードします。
取引の赤い四角のバツ印にカーソルを合わせると、要因が表示されるため、要因ごとに対応が必要です。

 

一番多い未分類取引がポジション不足か空売りによる未分類です。
ポジション不足の場合は、未分類取引の中で一番古い日付以前に所得したかどうか確認し、アップロードします。

空売りによる場合は、未対応取引所での取引や、暗号資産特有の取引の場合はカスタム取引にて対応します。

 

次に、カスタム取引でつまづいてしまう場合の解消法をご紹介します。
まず、Price欄に取引総額を記入してしまう場合は、単価にします。

取引所別の損益がでない場合は、暗号資産の特性上、取引所間の送金もできるため、そもそも取引所別には計算できないです。
そのため、取引をすべてアップロードして初めて計算可能となります。

 

送金と入金のアップロードができない場合は、元々損益計算に送金と入金は不要です。
しかし、送金手数料が発生している場合は減少してしまうためアップロードが必要です。

未対応コインがある場合は、リクエストを送ってもらい、リクエストが届くまではダミー略称で対応します。

価格欠落の場合は少し待って再計算するか、法定通貨を介した二段階取引にすると解決します。

 

コイン残高を確認する

これまで行ったすべての取引履歴を反映させて、未分類取引の解消も行ったら、コインの残数の確認を行います。
通貨別のタブをクリックして、実際に保有している通貨の数とシステム上の残数が一致しているかチェックします。

ズレがある時には、取引履歴が何かしら漏れている可能性があります。
そのため、再度確認を行って正しい数値に直すようにしましょう。

確認してもどこで漏れがあるか分からないという場合には、差分の履歴をカスタム取引としてアップロードして数値を一致させておきます。
これらの手順をすべて行ったら、対象となっている年度の実現損益の数字が表示されます。

 

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クリプタクトで損益を計算する方法

各種csvファイルのダウンロード終了後に、クリプタクトにログインします。

「取引履歴一覧(旧tax@cryptact)」を選択し、「取引履歴追加」から「取引履歴をアップロード」と順に選択します。

取引履歴一覧の『歯車マーク』から帳簿設定ができ、個人は総平均法、法人は移動平均法を選択します。

 

アップロードを選択し、取引所の中からビットフライヤーを選択し、用意した取引履歴のファイルをドラッグ・アンド・ドロップしてアップロードします。

また、空のファイルはアップロード不要で、アップロードしたとしても「ファイルが空です」とエラーが出て先に進めません。

さらに、「必要情報を入力して有料版にしましょう」と出た場合はプランのアップグレードが必要です。
取引件数の上限を超えると表示されるようです。

ちなみに、アドバンスプランの場合、年間55,000円でDeFiの損益が自動で計算できます。

 

以上で、取引履歴から計算が完了となり、「取引履歴一覧(旧tax@cryptact)」を選択すると、アップロードしたファイルを反映した取引一覧と損益が確認できます。

ちなみに、画面上部に対象年度の実現損益の金額が表示されます。

 

削除方法について

取引データ履歴の削除を行う際は「取引履歴追加」の左側にあるゴミ箱アイコンを選択します。

blobid0.png

アップロードされているカテゴリごとのリストと年度を選択するか、リストと年度を組み合わせて選択して削除します。

全取引履歴の削除方法について

同じようにゴミ箱アイコンを選択し、「全取引データを削除するにはここをクリックしてください」を選択し、「全データ削除」を選択して削除します。

blobid2.png

 

基本的なAPIの連携方法

API連携でも取引履歴を取得することができ、自動で取引履歴が同期されるためファイルをアップロードせず便利に計算することができます。

特に取引回数が多い人に便利です。

 

同期できる取引所は下記になります。(海外取引所の同期は有料プラン登録が必須です)

 

APIを連携するにはまず、クリプタクトにログイン後、左の「仮想通貨損益計算・確定申告サポート」の下の「取引履歴一覧」から「取引履歴追加」を選択します。

 

mceclip0.png

 

すると追加方法にて「取引所にAPI接続する」を選択します。

mceclip1.png

API接続を希望する取引所を選択します。

そして、取引所から取得したAPIキーを入力して送信します。(この時点で取得したい取引履歴を選択することが可能で、API送信後は取引履歴取得の変更ができません)

mceclip0.png

すると、新たに取引した場合は「同期する」を選択すると反映されますが、新しい取引出ない場合は自動で反映されません。

取引履歴一覧に戻ると反映されていることを確認できます。

mceclip6.png

 

プラン料金

無料の場合、年間取引件数が50件までアップロード時のファイル容量が50GBまでとなります。

お試しプランの場合、年間8,800円で年間取引件数500件まで、カスタム取引・取引編集・取引履歴データ保持・期末時点の時価評価表示・取引履歴一覧ダウンロード・詳細設定可能、アップロード時のファイル容量は同じで少し便利に利用できます。

 

そのほか取引件数やアップロード時のファイル容量がもっと多くなったり、海外取引所の自動対応機能・カスタム取引のサブカテゴリー利用・DeFi取引・法人評価損益対応の機能が増えたりなどもっと便利になります。

 

クリプタクトの利用をおすすめしたい方

クリプタクトは、仮想通貨の損益確認に最適なサイトと言われています。
もしも以下の条件に該当する方がいれば、ぜひクリプタクトの利用をおすすめします。

 

クリプタクトの利用をおすすめしたい方

・費用を抑えて確定申告をしたい方
・損益計算が苦手な方
・複数の取引所を利用している方
・DeFi取引を行っている方
・バイナンスを利用している方

 

1つひとつ詳しくご紹介するので、ぜひチェックして自分に該当するか確認してみてくださいね。

 

費用を抑えて確定申告をしたい方

仮想通貨の取引を行って利益が出た場合には、必ず確定申告を行わなければいけません。
確定申告では正しく数値を出して申告を行わなければいけないのですが、計算方法が複雑で分からないと感じる方は多いでしょう。

最も簡単に仮想通貨の取引分の確定申告を行うことができるのは、税理士に依頼するという方法です。
しかし、税理士に頼むのには高額な費用がかかってしまうので、負担に感じる方もいるでしょう。

そのような方におすすめなのが、クリプタクトです。
クリプタクトは基本的に無料で利用することが可能なので、費用の負担を軽減することができます。

税理士におまかせするよりかは自分で作業しなければいけない部分が出てきますが、比較的簡単に損益の計算を行うことができるので、費用対効果はかなり高いといえるでしょう。

 

損益計算が苦手な方

仮想通貨の損益計算は、難しくなってしまうことが多くあります。
もちろん1つの通貨のみを1つの取引所で行っているだけであれば、損益計算ツールを使わなくても計算をすることができるかもしれません。

しかし、取引履歴が多くなればなるほど、計算は難しくなって自分で正しく数値を導き出すことができなくなってしまいます。
クリプタクトは仮想通貨の損益計算専用のツールとなっているため、取引履歴をアップロードするだけで簡単に結果を出してくれます。

計算が苦手な方でも簡単に使うことができるので、費用は抑えたいけれどもより短時間で負担なく確定申告を完了したいと考えている方におすすめと言えるでしょう。

 

複数の取引所を使って取引を行っている方

仮想通貨の取引所は複数あり、それぞれ異なる特徴があります。
そのため、取引所ごとに使い分けて取引を行っているという方も多いのではないでしょうか?

このように複数の取引所を使っていると、損益の計算はかなり難しくなってしまいます。
しかし、クリプタクトではたくさんの取引所に対応しているため、それぞれの取引履歴をアップロードするだけで簡単に計算結果を出してくれます。

複数の取引所を使っている場合は、自分で計算するとミスをしてしまうリスクが高くなるので、クリプタクトを利用した方が安心でしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか?仮想通貨の取引が話題になることが多くなり、自分も行ってみたいと考える方も増えています。
多くの方は利益が出る方法や将来的に価格が高騰する通貨を探すのには時間を使いがちですが、利益が出た際に必要となる手続きのことは頭にないという方も多いようです。

複数の通貨の取引を行ったり、異なる取引所を利用するという時には、利益の計算も複雑になってしまうので、何もしていないと3月の確定申告前にあわてることになってしまいます。
特に初心者の方の場合、自分で計算をするのは難しいので、間違いがおきる可能性もあるでしょう。

そのような方は、仮想通貨の計算を行ってくれる「クリプタクト」を使用しておくことをおすすめします。
クリプタクトは誰でも簡単に使うことができるため、初心者から上級者まで人気があります。

ぜひこの機会に、登録をしてみてはいかがでしょうか?

 

 

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著者プロフィール

NEXT FINANCIAL INNOVATION株式会社 代表取締役 菊山 敬太郎
大学在学中にカナダに海外留学を経て、その後税理士法人で勤務しながら大学院で法学研究科を卒業後、経済情報研究科にも進学し経済を学ぶ。
税理士事務所で勤務と同時に2020年6月にメディア運営の法人会社を設立する。

仮想通貨歴
2017年に仮想通貨の投資に参加。
仮想通貨の売買するだけではなくブロックチェーンの素晴らしさを広めたくなり2021年9月にブログを開設しました。
仮想通貨について15以上取引所を開設し、100種類以上の通貨を売買を継続中。仮想通貨、NFT、DeFi、DAO、GameFi、web3.0などブロックチェーンに関わる分野を色々調べて仮想通貨ブログを運営しています
2024年1月に向けてSNS、WEB3.0、メタバース、NFT、データ解析の仕事ができる企業及び個人と依頼したい企業及び個人の懸け橋となるサイト
【TARIRU】を現在制作中。