すると追加方法にて「取引所にAPI接続する」を選択します。
API接続を希望する取引所を選択します。
そして、取引所から取得したAPIキーを入力して送信します。(この時点で取得したい取引履歴を選択することが可能で、API送信後は取引履歴取得の変更ができません)
すると、新たに取引した場合は「同期する」を選択すると反映されますが、新しい取引出ない場合は自動で反映されません。
取引履歴一覧に戻ると反映されていることを確認できます。
仮想通貨の取引を行って利益を出すと、その分の税金を支払わないといけません。
確定申告はもちろん自分で計算して行うこともできますが、普段サラリーマンや主婦の方は確定申告を行う必要はありませんし、税制に関する詳しい知識も持っていないので、正確に必要な数字を導き出すのは難しいでしょう。
そんな時に役に立つのが、仮想通貨の税金計算を行うことができる「クリプタクト」というサービスです。
そこで今回は、クリプタクトについて詳しく解説していきましょう。
今回の記事は顧問税理士に監修して頂き、正確な情報を記事にさせて頂きました。
目次
株式会社Cryptact(クリプタクト)とは2018年1月設立した会社です。
創業メンバー3人は元ゴールドマン・サックスで前職ではヘッジファンドと呼ばれる絶対収益型のファンドで運用を担当しており、そのシステム開発を行うエンジニアでした。
クリプタクトの使い方は短時間ででき、簡単なものの、その計算内容は特殊な性質から複雑で難易度の高いものです。
今回は、そんな制度の高い計算を行うクリプタクトの使い方についてご紹介します。
仮想通貨の取引を行う場合、損益計算をする必要があります。
それは確定申告を行わなければいけないからです。
サラリーマンの場合、会社が代わりに税金の計算をして給料から天引きしてくれているので、あまり意識していない方も多いでしょう。
しかし、投資で利益が出た場合にはその分の計算を行って、自分で必要な税金を支払う必要があります。
ただ、仮想通貨の損益計算は難しいので、自分で正確に行えないという方もいるようです。
そこでここからは、仮想通貨の損益計算が難しい理由について詳しく見ていきましょう。
仮想通貨の取引を行うことができる取引所は、国内・海外にたくさんあります。
それぞれ異なる特徴がありますし、上場している通貨も違いがあります。
そのため、複数の取引所を利用するという方も多いでしょう。
しかし、複数の取引所を使うと、余計に計算が面倒になってしまいます。
この状態で正確に損益の計算を行おうとすると、専門家であっても膨大な時間がかかると言われています。
仮想通貨の取引は、安い時に買って高い時に売るという現物取引以外にも、信用取引やステーキング、マイニング、レンディングといったさまざまな取引方法が用意されています。
それぞれ利益の出方は異なりますし、価格の違いもあります。
この取引をすべて正確に把握して計算するのは難しいでしょう。
仮想通貨の損益計算は、以下の計算式で行います。
しかし、複数の取引所をまたいで取引を行う場合、両者の取引所は必要な情報を把握することができなくなってしまいます。
そのため、なかなか正確に数値を出すことができないのです。
仮想通貨の損益計算は複雑なので、どのように対応するのは不安に思っている方もいるでしょう。
そのような方におすすめの方法を3つご紹介していきます。
それぞれの手法の特徴やメリット・デメリットを理解した上で、自分に合った方法を選びましょう。
仮想通貨の損益計算は複雑なので、素人の方が自分で行うのはかなり難しいといえるでしょう。
しかし、国税庁が仮想通貨の計算書をExcelファイルにして公表しているので、それを利用して行うことも可能です。
無料で行うことができるので、お得に感じるでしょう。
ただ、複数の取引所を利用している場合やマイニングやステーキングを利用している場合、計算ができないようです。
そのため、単純な売買のみを行っているライトなユーザ―向けだといえるでしょう。
また、ある程度税金の知識がなければ行うことはできないので、しっかりと勉強しておくことが重要です。
自分で計算する分、ミスがあることも予想できるので、注意しておきましょう。
税理士は税金のプロです。
そのため、個人事業主や企業の方でも税理士に依頼する方が多くいるように、仮想通貨の計算も税理士に依頼して行ってもらうことができます。
税理士に依頼した場合、仮想通貨の損益計算はもちろんですが、確定申告の作成まですべてお願いできます。
その上、税務調査が入った場合でも税理士に対応してもらえるので、安心でしょう。
しかし、仮想通貨はまだ登場してきたばかりの通貨なので、対応している税理士が少ないと言われています。
また、費用も10~50万円程度かかるため、費用面の負担は大きくなってしまうでしょう。
損益計算ツールとは、自分の仮想通貨の取引を入力することによって、自動で損益計算を行ってくれるツールのことです。
年間の取引が多い方でも簡単に行うことができるので、幅広い層の仮想通貨投資家が利用しています。
損益計算ツールはパソコンやスマートフォンを使って入力を行うだけなので、初めて仮想通貨の確定申告を行う方でも気軽にチャレンジすることができるでしょう。
費用も税理士に頼むよりもお得になっているので、安心して利用することができます。
しかし、仮想通貨はまだ登場してきたばかりの通貨なので、損益計算を行うことができる専門のツールは多くありません。
その1つが、クリプタクトです。
初めての方でも簡単に使える仕様となっているのでおすすめですし、79の取引所に対応しているので、どの取引所を利用している方でも使いやすいでしょう。
正確で簡単に損益を計算したい方には、損益計算ツール「クリプタクト」がおすすめです。
先ほども解説したように、仮想通貨の税金計算は自分で行うこともできますし、税理士に任せることも可能です。
そのような中でクリプタクトを利用するメリットはどのような点でしょうか?
・一定の取引まで無料で行うことができる
・50種類の仮想通貨取引所に対応している
・4000種類以上の仮想通貨の計算が可能
・損益通算の計算ができて便利
・さまざまな取引スタイルの計算ができる
そこでここからは、仮想通貨の税金計算にクリプタクトを利用するメリットについて詳しく見ていきましょう。
クリプタクトの1番のメリットは、登録・利用が無料でできるという点です。
確定申告の作成サイト等を見てみても、一定の費用がかかるというケースがほとんどです。
しかし、クリプタクトは一定の取引まで無料で使うことができるので、便利だと感じている方が多いようです。
クリプタクトでは無料プランと有料プランが用意されているので、有料版に比べると制限されている部分があります。
ただ、時々仮想通貨の取引を行うという程度であれば、無料プランでも十分に活用することができます。
まずは無料プランを使ってみて、取引数が増えたら有料プランに変更するというのも1つの方法でしょう。
クリプタクトでは、50種類以上の取引所や販売所に対応しています。
国内だけではなく海外の取引所も用意されていますし、有名なものからマイナーなものまで取り扱われています。
気になるという方は、自分が使っている取引所がクリプタクトに対応しているのか事前に確認しておくといいでしょう。
クリプタクトは、2021年11月に世界的に人気のある取引所「バイナンス」とAPI連携を行っています。
API連携とは、アプリケーション間でデータや機能を連携することができる仕組みです。
このことによって、バイナンスを使っているユーザーは損益計算をリアルタイムで確認することができるようになり、便利になったと考えられています。
バイナンスは扱っているコインの数も多くて信頼度も高い海外取引所なので、クリプタクトを使っている方にはおすすめです。
2010年に初めてこの世界に登場した仮想通貨は、年々その数が増えてきています。
そのため、中には知名度の高いビットコインやイーサリアム以外に、草コインの取引をしているという方も多いのではないでしょうか?
クリプタクトはさまざまなコインの取引に対応できるように、4000種類以上が登録されています。
このような環境が整っていれば、マイナーな草コインの取引をしていても簡単に損益の計算を行うことが可能です。
他にも仮想通貨の計算ができるサイトは登場してきていますが、これほど仮想通貨の量が少ないことはほとんどないので、安心して利用することができるでしょう。
仮想通貨の取引では、株の取引のように証券会社が取引の記録や損益通算を行ってくれる口座はありません。
そのため、仮想通貨の投資を行う際には、トレーダーが自分で損益を計算した上で確定申告を行うことが必要となります。
そのような時に便利なのが、クリプタクトです。
クリプタクトでは、自分が登録している取引所・販売所ごとに取引を管理することができるシステムが用意されています。
それを使えば、複雑な損益通算の計算を一瞬で行うことができるのです。
もちろん確定申告の際にも便利に使うことができますが、普段の自分の取引の状態を簡単にチェックできるので、メリットが多いと考えられているようです。
仮想通貨では、現物取引だけではなく証拠金取引やレンディング、ステーキングなどさまざまな取引スタイルが用意されています。
そのため、自分に合った取引スタイルを選択して行います。
このような取引を行っている方でも、クリプタクトを使えば簡単に取引を行うことができるので、便利だと言えるでしょう。
まず、公式サイトから (https://grid.cryptact.com/signup) アカウント登録を行います。
登録はメールアドレス、ユーザー名、パスワードを設定することで簡単に行うことができ、「利用規約に同意する」などにチェックを入れ登録をクリックします。
その後、登録したメールアドレス宛にメールが届くため、「メールアドレスを確認」をクリックしてログインすることで登録が完了します。
まず、税金を計算するためには取引履歴のデータが必要になり、その準備を行います。
公式ページからも取引履歴のファイルのダウンロード方法が説明されているためその通りに進めて準備を行うこともできます。
今回はビットフライヤーの例でファイルのダウンロード方法をご紹介します。(他の取引所でも流れは同じです)
ビットフライヤー公式サイトにログインし、サイト左のメニューから「お取引レポート」を選択し、『お取引レポートのダウンロード』を選択します。
次に、レポートを申請することになりますが、レポートには以下の4種類があります。
・すべてのお取引
・Lightningの全履歴
・証拠金の履歴(1日毎)
・充当履歴
それらのレポートを『申請』して少しするとcsvファイルをダウンロードできるようになります。
FX、先物取引をした場合は、全種類をダウンロードし、そうでない場合「すべてのお取引」のみダウンロードします。
未分類取引とは、アップロードされた全てのファイルを集計する過程で、クリプタクトが処理出来なかった取引のことです。
この取引があれば正確な損益が計算できないため解決する必要があります。
取引の赤い四角のバツ印にカーソルを合わせると、要因が表示されるため、要因ごとに対応が必要です。
一番多い未分類取引がポジション不足か空売りによる未分類です。
ポジション不足の場合は、未分類取引の中で一番古い日付以前に所得したかどうか確認し、アップロードします。
空売りによる場合は、未対応取引所での取引や、暗号資産特有の取引の場合はカスタム取引にて対応します。
次に、カスタム取引でつまづいてしまう場合の解消法をご紹介します。
まず、Price欄に取引総額を記入してしまう場合は、単価にします。
取引所別の損益がでない場合は、暗号資産の特性上、取引所間の送金もできるため、そもそも取引所別には計算できないです。
そのため、取引をすべてアップロードして初めて計算可能となります。
送金と入金のアップロードができない場合は、元々損益計算に送金と入金は不要です。
しかし、送金手数料が発生している場合は減少してしまうためアップロードが必要です。
未対応コインがある場合は、リクエストを送ってもらい、リクエストが届くまではダミー略称で対応します。
価格欠落の場合は少し待って再計算するか、法定通貨を介した二段階取引にすると解決します。
各種csvファイルのダウンロード終了後に、クリプタクトにログインします。
「取引履歴一覧(旧tax@cryptact)」を選択し、「取引履歴追加」から「取引履歴をアップロード」と順に選択します。
取引履歴一覧の『歯車マーク』から帳簿設定ができ、個人は総平均法、法人は移動平均法を選択します。
アップロードを選択し、取引所の中からビットフライヤーを選択し、用意した取引履歴のファイルをドラッグ・アンド・ドロップしてアップロードします。
また、空のファイルはアップロード不要で、アップロードしたとしても「ファイルが空です」とエラーが出て先に進めません。
ちなみに、アドバンスプランの場合、年間55,000円でDeFiの損益が自動で計算できます。
以上で、取引履歴から計算が完了となり、「取引履歴一覧(旧tax@cryptact)」を選択すると、アップロードしたファイルを反映した取引一覧と損益が確認できます。
ちなみに、画面上部に対象年度の実現損益の金額が表示されます。
取引データ履歴の削除を行う際は「取引履歴追加」の左側にあるゴミ箱アイコンを選択します。
アップロードされているカテゴリごとのリストと年度を選択するか、リストと年度を組み合わせて選択して削除します。
同じようにゴミ箱アイコンを選択し、「全取引データを削除するにはここをクリックしてください」を選択し、「全データ削除」を選択して削除します。
API連携でも取引履歴を取得することができ、自動で取引履歴が同期されるためファイルをアップロードせず便利に計算することができます。
特に取引回数が多い人に便利です。
同期できる取引所は下記になります。(海外取引所の同期は有料プラン登録が必須です)
APIを連携するにはまず、クリプタクトにログイン後、左の「仮想通貨損益計算・確定申告サポート」の下の「取引履歴一覧」から「取引履歴追加」を選択します。
すると追加方法にて「取引所にAPI接続する」を選択します。
API接続を希望する取引所を選択します。
そして、取引所から取得したAPIキーを入力して送信します。(この時点で取得したい取引履歴を選択することが可能で、API送信後は取引履歴取得の変更ができません)
すると、新たに取引した場合は「同期する」を選択すると反映されますが、新しい取引出ない場合は自動で反映されません。
取引履歴一覧に戻ると反映されていることを確認できます。
無料の場合、年間取引件数が50件までアップロード時のファイル容量が50GBまでとなります。
お試しプランの場合、年間8,800円で年間取引件数500件まで、カスタム取引・取引編集・取引履歴データ保持・期末時点の時価評価表示・取引履歴一覧ダウンロード・詳細設定可能、アップロード時のファイル容量は同じで少し便利に利用できます。
そのほか取引件数やアップロード時のファイル容量がもっと多くなったり、海外取引所の自動対応機能・カスタム取引のサブカテゴリー利用・DeFi取引・法人評価損益対応の機能が増えたりなどもっと便利になります。
使い方として注意点なのは、対応ブラウザはChrome/Firefox/Safariとなります。
また、ファイルダウンロード後、ファイルを開いたりして編集すると破損してアップロードできないことがあります。
海外取引所の場合、ダウンロードした取引履歴が日本時間にならない場合もあるため。時間を確認してアップロード画面で選択し、アップロードする必要があリます。
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