ビットコイン生誕12周年!価格推移の歴史と今後の推移は?
2021.10.05通貨名

【ビットコイン生誕の歴史】価格推移の歴史

暗号資産の中で最も有名であるともいえるビットコインは、生誕12周年を迎えました。

謎の人物サトシ・ナカモトによって考案されたビットコインは、最初は1円にも満たない価値を持っていましたが、現在では500万円以上の価値を持つ仮想通貨にまで成長しています。

なぜビットコインは、これまでに成長を遂げたのでしょうか?12年以上の歴史とともに振り返っていきます。

 

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ビットコインの価格推移の歴史

ビットコインは2009年に誕生し、今では10年以上の歴史があります。今では500万円以上の価値を持つビットコインですが、誕生当初は1円にも満たなかったのです。ビットコインの価格推移の歴史を振り返っていきましょう。

 

 

【2009年】ビットコイン誕生

皆さんは「サトシ・ナカモト」という人物を知っていますか?サトシ・ナカモトは、ビットコインについての論文を発表した謎多き人物です。2008年、世界は1929年以来の大不況に見舞われていました。その中でサトシ・ナカモトは「P2P電子通貨システム」としてビットコインを提案したのです。

それから数カ月後、1月3日に世界初のブロックである「Genesis Block」が生成されました。そして1月12日には、ビットコインの初送金が行われます。それから9ヶ月後、New Liberty Standardで初めてBTCの価格が提示されました。その値段は、1BTC=0.07円。ビットコインは、0.07円からスタートしたのです。

【2010年】1万BTCと2枚のピザを交換

2010年になるとネット上ではビットコインが徐々に注目を集め、5月22日には初のビットコインによる商取引が行われました。

ビットコイン初の商取引は、「1万BTCとピザ2枚の交換」です。初のビットコインによる商取引を記念して、毎年5月22日は「ビットコイン・ピザ・デー」と呼ばれるようになりました。ちなみに、当時のレートは1BTC=0.2円だったと言われています。

さらに10月には、世界初のビットコイン取引所である「Mt.Gox」がサービスを開始しました。本格的にビットコインの取引が始まったことにより、価格は1BTC=7円まで値上がりしています。

【2011年】徐々に人気が上昇

2011年になるとビットコインの注目度は上昇していき、価格も上がっていきました。世界初のビットコイン取引所であるMt.GoxはTibanne社に買収され、1BTC=70円までの急上昇を遂げます。

6月にはビットコイン初の急騰が発生し、1BTC=3000円まで到達しました。しかし、6月にMt.Goxのハッキングが発生すると、ビットコインのセキュリティが問題視され下落相場に突入。年末には300円台まで下がってしまいました。

【2012年】初の半減期が到来

日本国内で初の仮想通貨取引所(コインチェック)が誕生し、国内でもビットコインの人気が高まってきたのが2012年です。

11月頃にはビットコイン初の半減期が到来し、ブロック採掘報酬が50BTCから25BTCまで減少。その後は再び高騰し、1BTC=1000円まで回復しました。

 

 

【2013年】バブル相場の年

2013年、キプロス共和国がEUROに支援を求めたことによって発生した金融危機により、ビットコインのバブル相場が発生しました。

一時的に1BTC=12万円を突破し、時価総額は1000億円にのぼったのです。NHKでビットコイン特集が組まれたことも原因の1つだと言われています。しかし、12月に中国政府が発表した「ビットコインの禁止」によってビットコインの成長は止まり、相場は一転しました。

【2014年】Mt.Gox閉鎖

2014年、Mt.Goxが再びハッキングを受けて2月24日に取引所を閉鎖。これをきっかけに1BTC=18000円まで急落しました。

ビットコインは急落に見舞われましたが、マイクロソフトやDellなどの大手ITUNES企業がビットコインを採用すると相場は一転。年末には4万円台まで回復したのです。

【2015年】巨額のハッキング被害

2015年には、仮想通貨取引所であるBitstampがハッキング被害を受けて2万BTCが不正流出しました。日本円にすると5億円にものぼる金額です。この事件を受けて、ニューヨーク州金融サービス局が「ビットライセンス」を制定。仮想通貨業者はライセンスをとることが義務付けられたのです。

ビットライセンスの義務化によってセキュリティは強化されましたが、仮想通貨企業がニューヨークから撤退する原因となりました。

その後、欧州市方裁判所でビットコイン取引が課税対象であるという見解が示されると、ビットコインを利用した支払手段が正式に認められます。その結果、1BTC=5万円までの上昇を見せました。

【2016年】2度目の半減期を迎える

2016年、ビットコインは2度めの半減期を迎えました。マイニングの報酬が25BTCから12.5BTCからまで減少しますが、ビットコインの価格は7万円まで上昇。

8月にはBitfinexの盗難被害を受けて価格は下落しましたが、年末には11万円まで持ち直しました。

 

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【2017年】仮想通貨元年

2017年には、2016年に成立した改正資金決済法が施行され、仮想通貨交換業者の登録が正式に開始されました。また、2017年は「仮想通貨元年」と呼ばれ注目を集めます。

12月には、アメリカの先物取引所「CME」がビットコインの取引を開始しました。その結果、ビットコインの価格は200万円を突破。日本円建の最高金額を更新しました。

【2018年】仮想通貨の冬

2018年には、仮想通貨取引所のハッキングやICOへの規制の強化によって相場が凍りつきました。レートは1BTC=30万円まで下落。2018年は「仮想通貨の冬」となったのです。

【2019年】弱気相場と復帰

2018年の弱気相場は2019年になってもなかなか回復を見せませんでした、やがて4月になると、相場は上昇に転じて6月には150万円まで値上がりしました。

しかし、中国政府が再び暗号資産への規制を開始したことを受けて1BTC=80万円まで下落。ビットコイン市場には失望感が広がりました。

 

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【2020年】コロナショックで相場が急落

2020年3月、コロナショックによって相場が急落しました。しかし、5月には3度目の半減期を迎えて1BTC=100万円まで回復。

その後も順調に回復を見せ、2021年10月6日現在では1BTC=600万円を上回っています。

ジェレミー・リーとピーター・スミスによる予測

Snapchatの最初の投資家であるジュレミー・リー氏とブロックチェーンCEO兼共同創業者ピーター・スミス氏は、ビットコインは2030年には5000万円にも達する可能性が高いと主張しています。

今後の政治不安やスマートフォンの普及により、ビットコインは投資家にとっての大金あ投資対象になると予測しているのです。また、ユーザー数は世界で4億人に達し、供給量は2000万BTCに達すると予測しています。

 

 

まとめ

ビットコインは、今後も順調に値上がりしていくことでしょう。最初はピザの交換から始まりましたが、今では様々な用途でビットコインが利用されています。

セキュリティ対策やハッキング対策も徐々に整ってきているビットコインは、生活に欠かせない通貨になるとも言われているのです。

今のうちに、ビットコインを始めておくと良いかもしれません。

 

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著者プロフィール

NEXT FINANCIAL INNOVATION株式会社 代表取締役 菊山 敬太郎
大学在学中にカナダに海外留学を経て、その後税理士法人で勤務しながら大学院で法学研究科を卒業後、経済情報研究科にも進学し経済を学ぶ。
税理士事務所で勤務と同時に2020年6月にメディア運営の法人会社を設立する。

仮想通貨歴
2017年に仮想通貨の投資に参加。
仮想通貨の売買するだけではなくブロックチェーンの素晴らしさを広めたくなり2021年9月にブログを開設しました。
仮想通貨について15以上取引所を開設し、100種類以上の通貨を売買を継続中。仮想通貨、NFT、DeFi、DAO、GameFi、web3.0などブロックチェーンに関わる分野を色々調べて仮想通貨ブログを運営しています
2024年1月に向けてSNS、WEB3.0、メタバース、NFT、データ解析の仕事ができる企業及び個人と依頼したい企業及び個人の懸け橋となるサイト
【TARIRU】を現在制作中。